座談会

3月度座談会御書【上野尼御前御返事(烏竜遺竜の事)】講義(図示版)

2025年3月度の座談会御書は、上野尼御前御返事です。別名を「烏竜遺竜の事:おりょういりょうのこと)と言われる御書です。

前回、2月の御書講義が不評であったので、図示を多用して要点を簡潔にまとめ、今回3月の御書講義に臨みました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

3月度座談会御書【上野尼御前御返事(烏竜遺竜の事)】背景と大意

 

▼講義:タイトル図1ページ目、掲示しつつ、スタート▼

【発言⇒】今月の座談会拝読御書は、「上野尼御前御返事(うえののあま ごぜんごへんじ)」です。副題が「烏竜遺竜の事(おりょういりょうのこと)」となっています。

【発言⇒】「おりょういりょう」って気になりますね。

【発言⇒】拝読範囲ではないところで、法華経の孝養こそ、真実・最高の追善であると記されているんですが、そこで、中国の書道家の遺竜(いりょう)が登場し、法華経の題名を書写して、父親の烏竜(おりょう)を無間地獄から救い成仏させた故事が紹介されているんですね。

【発言⇒】では、「上野尼御前御返事」というお手紙について、確認してみましょう。

 

▼タイトル図2ページ目、尼御前の顔の図を掲示してから▼

【発言⇒】本抄は弘安3年(1280年)11月15日、日蓮大聖人が59歳の時に駿河国(現在の静岡県中央部)の門下である南条時光の母・上野尼御前に送られたお手紙です。

【はい、どうぞ。わーい。】

3月度座談会御書【上野尼御前御返事(烏竜遺竜の事)】本文と講義

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では、御書本文を音読いたしましょう。大百蓮華3月号をお持ちの方は「50ページ」をお開き下さい。先に題名を申しますので、続いて下さい。

▼御文(皆で拝読)▼
法華経と申すは、手に取ればその手やがて仏に成り、口に唱うればその口即ち仏なり。譬えば、天月の東の山の端に出ずれば、その時即ち水に影の浮かぶがごとく、音とひびきとの同時なるがごとし。故に、経に云わく「もし法を聞くことあらば、一りとして成仏せざることなけん」云々。文の心は、この経を持つ人は、百人は百人ながら、千人は千人ながら、一人もかけず仏に成ると申す文なり。

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【今回の御書は「長いわねえ~」】と思った方、安心してください。

重要なのは、終わりの方のこの御文です。

 

▼タイトル図3ページ目、後半の御文の図を掲示してから▼
模造紙文面の内容:|。(読まない)

▼意訳(読む・話す)▼
ここから⇒日蓮大聖人は、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱える人は、百人中百人、千人中千人、みんな絶対に仏になれると断言されていらっしゃいます。

そして、この前の長い?御文は全て、たとえを使ったご説明となっています。

 

▼タイトル図4ページ目、月の影の図を掲示してから▼
夜、月が出れば必ず同時に水面に月の影がうつります。

 

▼タイトル図5ページ目、自動車事故でドンの図を掲示してから▼
ドン!(車激突)、音がすれば必ず同時に響きが伝わります。
このように、法華経は手に取れば手が、唱えれば口が、必ず「仏」になると仰せです。

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ここで、【まだ、仏様になんか、なりたくないわよう~】と思った方、それは違います。

⇒ 池田先生のお言葉▼

今回の御書を受けて、池田先生は、さらに、「教学を謙虚に学び、感激して人に教えていけば、頭に仏の力が宿る。頭脳が明晰にもなっていく。

このように信心は即、わが身のうえに、生活のうえに、仕事のうえに、厳然と顕れていく。そして、今世でただちに成仏していけるのが大聖人の仏法なのである。」と言われています。

「仏になる」というのは「自身に具わる仏界の生命」を取り出だして、最高に充実した人生を歩むことなんですね。

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しかし、【素晴らしい仏法なのはわかるけど、いろいろあって、どうしても真剣にお題目があがらない・・】と言う方、実は、私もそうなんですが、この信心、たもち続けるのは本当に大変ですよね。

しかし、その為に「創価学会の同志の方々」がいらっしゃいます。最高の仏法には必ず障魔が競います。同志の方々に励まされ、触発され、次には自分が励ましていく・・。その中でこそ、信心の持続が可能となっていくのです。

 

▼タイトル図6ページ目、SGIの図を掲示してから▼

今や、創価学会インターナショナルの同志は、世界192カ国地域に!

こうしている間にも、世界のどこかでお題目を唱える同志が嬉々として、充実の人生を歩んでいます。

この厳然たる事実の下、今日よりはまた、お題目根本に前進の人生を歩んで参ろうではありませんか。

以上です。

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