創価学会教本内容【ご祈念文について】世界広宣流布の祈念と回向における意義まとめ

創価学会の同志の方々が勤行を行う際に目を通す「教本の内容」は、法華経の経文とご祈念文とから構成されています。

この程、そのご祈念文の中でも「世界広宣流布の祈念と回向」の内容が、仏法を実践する上で如何に示唆に富んでいるか、ということに気が付きましたので、そのご祈念文の意味と意義について考察し、まとめてみました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

1 【創価学会教本内容】ご祈念文の「世界広宣流布の祈念と回向」に注目しました
2 【創価学会教本内容】ご祈念文「世界広宣流布の祈念と回向」の示す仏法実践の意義を考察しました
3 「ご祈念文・世界広宣流布の祈念と回向についての考察」以外の話題のニュースは？人気の記事をご案内！

【創価学会教本内容】ご祈念文の「世界広宣流布の祈念と回向」に注目しました

創価学会から特別折教本をいただきました。ありがとうございます。 pic.twitter.com/eqp50CKNd5

— よっしー (@yoxtushiee) September 24, 2023

創価学会の勤行の為の教本内容は、法華経の方便品第二の重要な経文、及び如来寿量品十六の自我偈の経文、及び「ご祈念文」から成っています。

この内容に沿って、南無妙法蓮華経のお題目を唱え（唱題し）、経文を読誦し、ご祈念文の内容を心の中で祈念することになります。

ご祈念文は、以下の内容となっていますが、日蓮大聖人の教義の根幹から発する、末法の仏道修行の肝要を祈念するものとなっています。

一、御本尊への報恩感謝

一、三代会長への報恩感謝

一、世界広宣流布の祈念と回向

世界の平和と一切衆生の幸福

この中でも、「一、世界広宣流布の祈念と回向」については、なぜ・何の為の仏道修行の実践なのかについて記されていたので、その内容について、自身の現在の見解をまとめてみた次第です。

【創価学会教本内容】ご祈念文「世界広宣流布の祈念と回向」の示す仏法実践の意義を考察しました

わが地区の青年部が、私が友人と週一で唱題会やっているのに触発受けて、疎遠になっていた御守りご本尊の男子部くんと同盟唱題をはじめたとのこと。バンザイ🙌
私の姿に触発を受けて戦ってくれて嬉しい、感謝

— ぷみぽん (@BIfP1DvB2RXRGe8) February 8, 2025

創価学会教本内容で、ご祈念文「世界広宣流布の祈念と回向」の内容は以下のとおりです。

一、世界広宣流布の祈念と回向

世界広宣流布大願成就と、創価学会万代の興隆を御祈念申し上げます。
自身の人間革命と宿命転換を祈り、種々の願いが成就しますよう御祈念申し上げます。
（種々の祈念はここで行います）
先祖代々並びに亡くなられた会員・友人の追善供養のために。

引用先：https://www.sokanet.jp/recommend/new-member/pray/page206.html

上記のご祈念内容について、極めて簡潔な説明は以下のとおりです。

日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を現実のものとした仏意仏勅の教団に連なっていることを自覚し、各自の誓願として「世界広宣流布大願成就」と「創価学会万代の興隆」を祈念します。

また、「自身の人間革命と宿命転換」をはじめ、種々の願いを祈念します。あわせて、「先祖代々並びに亡くなられた会員・友人の追善供養」を行います。

引用先：https://www.sokanet.jp/recommend/new-member/pray/page206.html

まず、「世界広宣流布の祈念と回向」の内容について、実践の側面から考察したところーー▼

祈念する個人の種々の願いが真に成就するためには、「自身の人間革命と宿命転換」の成就は不可欠です。功徳を受け切った実証が明確に示されなければなりません。

明確な功徳の実証と共に、歓喜に満ちた相で、日蓮大聖人の仏法を実践する喜びを語る姿が無くてはなりません。

それこそ、自身の人間革命と宿命転換の実証です。

この功徳の実証に歓喜する同志の出現と増加があってこそ、「創価学会万代の興隆」があるのではないでしょうか。

そして、「創価学会万代の興隆」、つまり、折伏行の邁進があってこそ、「世界広宣流布大願成就」があるのではないでしょうか？

以上を簡単に申せば、学会員の同志が功徳を受けていかなければ広宣流布は無い、ということではないでしょうか。

理屈については、このように判った気がするのですが・・。ここで問題にしたいのは、学会員の同志が功徳を受け切っていける「人間革命」「宿命転換」の戦いに不可欠なものは何かということです。

元品の無明に覆われ、「あらゆる民衆に存在する尊極な生命（仏界）」が信じられない。この悲しい生命を持つ事に関しては、創価の同志も同じです。

しかし、創価学会の如説修行の実践に励むことで、尊極の生命を信じ切っていく事が出来ています。それは何より、生死一大事血脈抄に説かれる「異体同心」の信心の血脈が死守されているに他なりません。

その意味において、創価学会という組織が如何に貴重であるか。そして、組織の中で、同志の一人一人が、異体同心のための「善智識」であろうとすることが如何に大切か。

創価学会教本内容のご祈念文、「世界広宣流布の祈念と回向」に触れて、以上のような考察に至った次第です。