創価学会の記念日と広宣流布の歴史

二月闘争!蒲田支部の弘教成果と池田先生の役職は?75万世帯達成の突破口と中心者の一念!

創価学会の広布史に燦然と輝く「二月闘争(にがつとうそう)」について、述べています。

 

  • そもそも「二月闘争」とは?
  • 「二月闘争」での蒲田支部の弘教成果とは?
  • 「二月闘争」での池田大作先生の役職名は?

 

これらの点の確認しつつ、「75万世帯達成の突破口」という側面、及び中心者の一念という観点からまとめてみました。

 

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創価学会の【二月闘争】とは?広宣流布に生き抜く師弟の戦いに迫る!

 

創価学会の広宣流布の歴史に燦然と輝く「二月闘争」とは、前代未聞の折伏弘教の成果を達成した、永遠に模範となる戦いであり、広宣流布に生き抜く師弟のあるべき姿が如実に示された戦いです。

 

「二月闘争」があったのは、1952(昭和27)の2月のことであり、師匠・戸田先生の願業を達成すべく、弟子の池田大作先生が師弟不二に徹して挑まれた戦いでもあります。

 

それは具体的にどこで展開された戦いなのか。また、この時の池田先生の役職名は何であったのか。そして戦いの成果とその意味するのものとは?

 

以降、これらの点について述べています。

【二月闘争】蒲田支部の弘教成果は「201世帯」!池田大作先生の役職名と中心者の一念・決意に迫る!

 

「二月闘争」と言われる所以は、この闘争(戦い)が、1952年(昭和27年)の2月の戦いであったからです。

この年の1月、池田青年(池田大作先生)は、恩師・戸田城聖先生によって、「蒲田支部」の「支部幹事(役職名)」に任命されました。

 

「支部幹事」という役職は、正の役職ではなく、蒲田支部の支部長、支部婦人部長を支える副役職です。では、副役職でありながら、蒲田支部に前代未聞の弘教成果、「201世帯」をもたらした要因は何だったのでしょう?

※ 「201世帯」達成が前代未聞の弘教成果であった理由は、当時の限界がせいぜい100世帯であったからです。

蒲田支部に2月度「201世帯」の弘教をもたらした要因とは

「201世帯」の成果をもたらした第一の理由について、池田先生は、「出発に当たって明確な目的と目標を示した点」を挙げられています。その「目的」とは「師恩に報いる」という事であり、それは師匠と苦楽を共にしてきた弟子・池田先生の率直な真情だったのです。

 

蒲田支部の支部幹事に就任した池田先生は早速、以下の行動に出ています。

 

支部長と大森駅西口の食堂で打ち合わせし「日本一の支部長にしてみせます」と宣言。

支部婦人部長宅を訪れ「2月に200世帯の折伏をやりましょう」と意気込みを語る。

1月29日に緊急組長会を開催し「戸田先生のために組2世帯の折伏を」と訴える。

 

池田先生は、第3巻「平和の光」の章で、以下つづっています。

 

「その日、集った蒲田支部の同志は、戸田城聖を思う伸一の指導に、まことの弟子の心を知った。皆、伸一を通して、戸田との一念の距離が近づいた思いがした。すると、戸田とともに広宣流布をしていくのだという使命感が脈打ち、勇気がわいてくるのを覚えるのであった。

師を求め、師とともに戦おうとする時、広宣流布に生きる、師の生命の脈動が流れ通うといってよい」

 

「201世帯」達成をもたらした第二の理由は、皆が主役であるという意識革命を中心者の一念で巻き起こしたことにあります。

 

当時、支部以下の組織構成は、支部⇒地区⇒組、というものでしたが、池田先生はまず、組で2世帯の折伏という目的を示し、押し付けではなく、組長自身に、「まず自分がやる」という意識革命をもたらしました。

 

以下は、池田先生の「随筆 新・人間革命」からの引用です。

 

「200世帯」と聞けば、はるかな目標に思えるが、「組2世帯」ならできるじゃないか――皆の一念が、“誰かがやるだろう”から、“まず自分がやる”という自発能動へと変わっていった。

 52年といえば、サンフランシスコ平和条約が発効し、日本がようやく独立を回復する頃。組長会に集った130人余りの身なりは貧しかった。だが、心には明々と人間王者の誇りが点火した。

 

さらに、同引用ではーー▼

 

「戦いの第一歩は、明確な目標を決めることだ。目標が漠然としていては、誰もが“自分の挑戦課題”として受け止めることができない。ゆえに結局は、真剣になれないものである。
 また、目標を押しつけてはいけない。皆が『よし、やろう!』と納得できるようにすべきである。

 

そして、池田先生は「中心者の一念・決意」に就いて以下のように言われています。

 

中心者自身が、自分の責任で、たとえ一人になっても、掲げた目標は断じて達成するとの、決意を定めることだ。その決定した心に燃え盛る情熱の炎が、皆の胸に、広布に戦う心を燃え上がらせていくのである

 

「一人立つ!」との「中心者の一念」そして決意が如何に大切か!ということを学ばせていただきました。

 

次に、二月闘争の成果がもたらしたものとは何かについて申し上げます。

【二月闘争】蒲田支部での弘教成果「201世帯」の意味するものとは?戸田先生の願業「75万世帯達成」の突破口を開く!

 

池田先生は、1952年(昭和27年)の1月29日、緊急組長会で、「戸田先生のために組2世帯の折伏を」と訴えていますが、その真意について、先生(24歳の若き池田支部幹事)は以下のように言われています。

 

2月は日蓮大聖人の御聖誕の月であり、2月11日は戸田先生の誕生の日です。私たちがこの信心に巡り合えたのは、戸田先生が広布に一人立たれたおかげです。報恩感謝の思いで、この2月を戦い切り、先生の誕生の月をお祝いしようではありませんか

 

そして迎えた、1952年(昭和27年)2月の蒲田支部「201世帯」という弘教達成。この事の意味するものとは何であったのか?

 

二月闘争から遡る事9カ月前、1951年(昭和26年)5月3日に、戸田先生は第2代会長の就任式がありましたが、戸田先生は以下のように宣言しています。

 

「私が生きている間に、75万世帯の折伏は、私の手でいたします」

「達成できなかったならば、私の葬式は出してくださるな。遺骸は、品川の沖に投げ捨てなさい!」

 

しかし、就任式に参加した同志に、現実の目標として受け止めた者は、ほとんどいなかったといいます。なぜなら、当時の会員数は実質【約3千人】に過ぎなかったからです。

また、当時、現実の折伏は遅々としており、1支部で1カ月100世帯前後が限界で、だった。1951年末に至っても「総世帯数は5728」。100年かかっても75万世帯に届かないペースでした。

 

そんな中、戸田先生は、あらゆる組織改革に着手しつつ、「大白蓮華」で次のような「お歌」を残されています。

 

「一度は 死する命ぞ 恐れずに 仏の敵を 一人あますな」(51年12月)

「いざ往かん 月氏の果まで 妙法を 拡むる旅に 心勇みて」(52年1月)

 

こんな状況の中から、池田青年支部幹事は、二月闘争でこれまでに倍する支部「201世帯」を達成。これが起爆剤となり、1957年(昭和32年)12月には、会員数 75万世帯達成に至っています。

 

願業を成就された戸田先生は、翌年の1958年4月2日にご逝去。享年58歳でした。まさに、二月闘争における「201世帯」達成とは、「75万世帯達成」への「突破口」であったのです。

以下、創価学会の会員数を年度順に列記してみました。

 

1951年(昭和26年)末:会員数 5,728世帯

1957年(昭和32年)12月:会員数 75万世帯を達成

1958年(昭和33年)4月2日:戸田先生ご逝去

1960年(昭和35年)5月3日:池田先生、第3代会長に就任

1962年(昭和37年)11月:会員数 300万世帯を達成(戸田先生の七回忌・1964年目標を前倒し達成)

1975年(昭和50年)1月26日:創価学会インタナショナル(SGI)が創立(SGI会長に池田先生が就任)

・・・・・

2025年1月1日現在:世界192カ国地域に広宣流布を達成。

 

記事の参考先▼

https://ameblo.jp/yassan-m28/entry-12724401092.html

https://www.sokanet.jp/kaiin/kofushi/02.html

https://blog.goo.ne.jp/sps937/e/96df6e1b620930bead2dab1d53a4fdca

https://www.ningenkakumei.com/%E6%97%A5%E3%82%81%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E5%88%A5/%E4%BA%8C%E6%9C%88%E9%97%98%E4%BA%89/

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