所感・随想

創価学会に献金トラブル問題はある?寄付金と会費やお布施の金額はいくらか調査!

旧統一教会と自民党の国会議員との繋がりや癒着問題が後を絶ちません。しかし、この問題の元となったのは、山上徹也による安倍元総理の銃殺事件です。

山上達也の犯行動機に、母親の旧統一教会への多額の献金問題が、強く関与していたとされてます。同じ、与党の公明党の支援団体は創価学会ですが、創価学会には、そういった問題はないのでしょうか?

  • 創価学会に献金トラブル問題ってある?
  • 創価学会に寄付金や会費の制度はある?
  • 創価学会へのお布施の金額はいくら?
  • 財務部員(広布部員)って何?

以上の点について調査してみました。是非、ご覧ください。

創価学会に献金トラブルの問題はあるの?活動資金の工面が気になる!

 安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の「霊感商法」の実態が注目されている。だが、それらは35年前、「朝日ジャーナル」が徹底的なキャンペーン報道で迫ったテーマだった。霊感商法の手口や原価などを振り返る。

出展:「朝日ジャーナル」が報じた旧統一教会「霊感商法」の実態 原価3万円の壺を147万円で売りつけ〈週刊朝日〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース

 

旧統一教会の霊感商法をはじめとする「多額の献金問題」については、これを糾弾し追及する「全国霊感商法対策弁護士連絡会」が永年にわたり、活動を継続していますが、なかなか、公的な問題化や事件化が進まない実情です。

但し、「思想・信教の自由、信者の率先垂範」が背景にあることはわかりますが、宗教全般に対する問題とは異質の問題であり、別問題であるという観点を外してはならないと思います。

しかし、やはり、旧統一教会の献金問題から端を発し、自民党国会議員の癒着問題にまで発展した今、与党公明党の支援団体である、宗教法人の創価学会に関心が寄せられるのは自然の流れかと思われます。

活動資金の工面をどうしているかが気になる、ということかと。

そこで、創価学会に献金トラブルのような問題が存在するのかや、寄付金や会費の問題。また、お布施にあたるものの金額や「財務部員(広布部員)」の存在について、関係者から伺った実態をまとめてみました。

創価学会に献金トラブルの問題はあるのか?寄付金と会費って?お布施の金額はいくら?財務部員とは何かを調査!

基本的に、創価学会に「献金トラブル」などの問題はありません。

池田大作創価学会名誉会長の書籍、人間革命には、その昔、献金を強要するような幹部がいた事実を明かし、賢明な会員の対処する姿が描かれていますが、現状でそんな幹部が居れば、あっという間に表面化する体制にあります。

創価学会の活動資金については、宗教上のお布施に該当する「財務」という制度によって賄われています。

財務は、自己申告制の「財務部員(広布部員)」が年に1回、創価学会に納金する制度で、1口1万円となっています。けして強要とかではありません。1口1万円なので、その納金額は多岐にわたります。多額の納金をする会員(財務部員)も当然います。

さて、会費や寄付金はどうなっているのでしょう?

創価学会への入会時、ご本尊下付の手数料が3千円かかり、会員として必携の聖教新聞と、機関誌の大百蓮華を購読することが条件とされています。

  • 聖教新聞(日刊):1カ月 1,934円(税込み)
  • 大百蓮華(月刊):1部 205円(税込み)

なので、会費という名目のものはありません。

問題は寄付金ですが、判明している事実の中に、創価大学や創価学園の出身者で企業経営に従事する方々が、団体を作り、大学や学園に寄付を行うという制度があります。

※ その他からの寄付行為については、明らかにされていない模様ですが、「1会員に金銭の負担を強いるようなものは、創価学会には存在していません」。献金しないと会員でなくなるということも全くありません。

創価学会できちんと活動に参加できているメンバーは実態として、その1割から2割です。その会員の方々が熱心な活動を展開して、今日の創価学会、そして、海外の192カ国地域のSGI・創価学会は、存続しています。

「創価学会からの献金」ならあった?宗門への献金は半端なかった!

創価学会の会員は、宗門と繋がりがあり、登山会を行っていた時代には、日常的に、宗門の寺院へも参拝していました。

なので、折りに触れ、現在の財務の他に、寺院に献金(お布施)をしていました。

そもそも、登山会の発端は、戦後、疲弊した「日蓮正宗・大石寺」を復興させること目的でした。

  • 戸田第2第会長が水脈を掘り当て、潤沢な水が境内を潤しました。
  • 創価学会で登山会用の大きな宿坊を建て、また、既存の宿坊に資金を投入しました。
  • 創価学会が「大客殿」と「正本堂」を建設しました。
  • 「大客殿」と「正本堂」の建設に際し、会員から特別の献金が実施されました。

いずれにしろ、創価学会員による宗門への献金額には半端ではないものがあったという事実は否定できません。

※ この項の問題は「宗門問題」として別記していく予定です。

【まとめとご案内】

旧統一教会への献金問題が揶揄(やゆ)される中、創価学会についても関心が寄せられているようなので、実態がどうなのかを調査してみました。

以下にご紹介している記事は、創価学会と寄付・献金に関連する内容のものです。