真剣に信心に励まなくなる人もいる。
さらに戸田先生の時代から、師匠の厳愛の指導に怨嫉し、反逆していく者もいました。
結局、外の世界のすべての現象は、魔が生ずる契機にすぎず、魔は己心に宿っているんです。【新・人間革命13 光城】 pic.twitter.com/5xtEvnfdRp
— .•♫•♬• 美穂まめち •♬•♫•.🍏🍏🍏 (@katsu8755) September 28, 2023
法華経法師品第10に記された文に「如来現在猶多怨嫉。況滅度後(にょらいげんざいゆたおんしつきょうめつどご)」とあります。
日蓮大聖人いわく、釈尊の存命中でさえ、なお怨嫉(反発・敵対)が多いのだから、ましてや釈尊が入滅した後(末法今時)において、法華経を説く時には、より多くの怨嫉を受けるのは当然であるという意味です。
そんな末法濁悪の現代にあって、人類終末の危機さえ孕む核兵器を擁しての戦争が絶えることがありません。
時に民族間、宗教間の衝突等、戦争の原因を論ずればきりがありませんが、その本質と何か?
簡単にまとめておきました。
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如来現在猶多怨嫉況滅度後(如来の現在にすら猶怨嫉多し況んや滅度の後をや)戦争の本質
〃持続〃によってこそ、
信心の本当の力を得ることができる
退転は、幸福の軌道を自ら踏み外すことであります。また怨嫉は、広宣流布の団結を破り、自らの心を腐らせてしまう。
それは、汝自身の損失であります。
新人間革命第19巻267㌻引用 pic.twitter.com/KxYmCDwpHp— 💜💘みこりん💖💜 (@Tki1CgqOuJJWQCB) September 20, 2022
御書にいわくーー
一切世間の悪人利養の為の故に其の所に往集して眷属と為る乃至迦葉・舎利弗・目犍連」等云云如来現在猶多怨嫉の心是なり(日蓮大聖人 御書全集966頁より)
怨嫉の意味については、以下の関連記事もご覧下さい。
怨嫉(おんしつ)の意味とは?池田名誉会長(先生)の指導と猶多怨嫉・況滅度後
この記事では、「戦争・争い・いがみ合い」の起こる、その「本質」について、以下に記し置いておきます。
アラブ関係諸国の永年の戦争の原因は何でしょう?
宗教の存在が災いしているのでしょうか?
そんなことは断じてありません。
戦争の起こる本質とはーー
貧困と衝突による怨恨。
そしてその背景に、権力者による宗教の教祖利用と教義の都合の良い解釈が存在しています。
この事こそ、争いの元凶であると断言したいと思います。
また、民衆仏法たる日蓮大聖人の教義の本質は、「日蓮が如くにしそうらえ(日蓮大聖人 御書全集1341頁より)」に尽きます。
故に、歴代貫主・法主に伝わる「秘伝」など、あるわけがない。
そして、これら邪悪な権力者を動かすものを称して「権力の魔性」というのであります。
以上。
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