所感・随想

如来現在猶多怨嫉況滅度後(如来の現在にすら猶怨嫉多し況んや滅度の後をや)戦争の本質

 

法華経法師品第10に記された文に「如来現在猶多怨嫉。況滅度後(にょらいげんざいゆたおんしつきょうめつどご)」とあります。

 

日蓮大聖人いわく、釈尊の存命中でさえ、なお怨嫉(反発・敵対)が多いのだから、ましてや釈尊が入滅した後(末法今時)において、法華経を説く時には、より多くの怨嫉を受けるのは当然であるという意味です。

 

そんな末法濁悪の現代にあって、人類終末の危機さえ孕む核兵器を擁しての戦争が絶えることがありません。

 

時に民族間、宗教間の衝突等、戦争の原因を論ずればきりがありませんが、その本質と何か?

簡単にまとめておきました。

 

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

如来現在猶多怨嫉況滅度後(如来の現在にすら猶怨嫉多し況んや滅度の後をや)戦争の本質

 

御書にいわくーー

一切世間の悪人利養の為の故に其の所に往集して眷属と為る乃至迦葉・舎利弗・目犍連」等云云如来現在猶多怨嫉の心是なり(日蓮大聖人 御書全集966頁より)

 

怨嫉の意味については、以下の関連記事もご覧下さい。

怨嫉(おんしつ)の意味とは?池田名誉会長(先生)の指導と猶多怨嫉・況滅度後

 

この記事では、「戦争・争い・いがみ合い」の起こる、その「本質」について、以下に記し置いておきます。

 

アラブ関係諸国の永年の戦争の原因は何でしょう?

宗教の存在が災いしているのでしょうか?

そんなことは断じてありません。

戦争の起こる本質とはーー

貧困と衝突による怨恨。

そしてその背景に、権力者による宗教の教祖利用と教義の都合の良い解釈が存在しています。

この事こそ、争いの元凶であると断言したいと思います。

また、民衆仏法たる日蓮大聖人の教義の本質は、「日蓮が如くにしそうらえ(日蓮大聖人 御書全集1341頁より)」に尽きます。

故に、歴代貫主・法主に伝わる「秘伝」など、あるわけがない。

そして、これら邪悪な権力者を動かすものを称して「権力の魔性」というのであります。

以上。

よく読まれている記事のご紹介!

最近、当ブログで良く読まれていたり、注目されている記事をいくつかご紹介しています。

よろしければ是非、ご覧ください。

 

怨嫉(おんしつ)の意味とは?池田名誉会長(先生)の指導と猶多怨嫉・況滅度後 「夫れ以んみれば、末法流布の時、生をこの土に受け、この経を信ぜん人は、如来の在世より「猶多怨嫉」の難甚だしかるべしと見えて候なり」如...

 

赤穂市民病院脳神経外科医療事故医師名(実名)は?ブログと赤池市民病院の竹田くん調査!

【森まさこ長女A子】X顔画像や名前と年齢や出身大学は?慶應義塾大学の三好果音を確認!

元レディース総長かおりの現在は今どこで何してる?年齢と職業や子供と家族構成も調査!

影山優佳のIQ(知能指数)はいくつで学歴は?日本のMENSA(メンサ)会員芸能人も調査!