発心と抱負・決意

わが友に贈る・寸鉄(2022年2月16日)の引用御書名(題号)は?決意と感想も記します!

2022年2月16日(水曜日)の「わが友に贈る」は以下のとおりです。

“一身の安堵を思うなら
四表の静謐を祈るべき”
分断の時代を超えて
全民衆を結びゆく
立正安国の対話を共に!

「一身の安堵を思うなら四表の静謐を祈るべき」の引用元御書のページ▼

  • 新版御書全集:44ページ。
  • 旧版御書全集:31ページ。

わが友に贈る(2022年2月16日)の引用御書名(題号)は?

引用元御書の題号は「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」で、該当する部分の御文は以下のとおりです。

汝、すべからく一身の安堵を思わば、まず四表の静謐を禱るべきものか。(新版御書全集44ページ 4行目から4行目より引用)

自らの利益を優先して他人を蹴落とす。他人の不幸の上に地震の幸福を築こうとする。弱肉強食の原理はあらゆる生命にとって一つの原理かもしれません。しかし、人間の場合、こういった行き方は「際限なく突き進む」危険性を伴います。「権力の魔性」がそれではないでしょうか。

現在、人類を襲う「地球温暖化」という脅威は、人類が自ら招いた「人災」です。「四表の静謐」。世の中の平穏、世界の平和を願いこれを図ることこそ、真の意味で、自らの安穏を確保することになる。その思想の重要性が今日ほどクローズアップされている時代はなかったのではないかと思います。

しかし、実現すべき四表の静謐に向けての行動が「折伏」と同じく難事であることも自覚したいと思いました。

寸鉄(2022年2月15日)で引用された御書名(題号)は?

2022年2月15日の「寸鉄」で御書が引用された一文と御書名(題号)は以下のとおりです。

「他人なれども、かたらい
ぬれば命にも替わる」御
書。真の友情は生涯の宝

「他人なれども、かたらいぬれば命にも替わる」の引用元御書のページ▼

  • 新版御書全集:1538ページ。
  • 旧版御書全集:1132ページ。

引用元御書の題号は「呵責謗法滅罪抄(かしゃくほうぼうめつざいしょう)」で、引用の該当部分の御文は以下のとおりです。

他人なれども、かたらいぬれば命にも替わるぞかし。舎弟らを子とせられたらば、今生の方人、人目申すばかりなし。妹らを女と念わば、などか孝養せられざるべき。(新版御書全集ページ 15行目から17行目より引用)

遠くの親戚より近くの他人と言いますが、人間どうし、心が通えばお互いが味方となっていきます。個人に限らず、企業・組織・団体・外交にあっても、心通わせる事が全ての始まりであり、対話の重要性を改めて感じる次第です。

如何にして対話をなし行くか。どうのような対話をなし行くか。唱題根本にまず、自らのの生命の浄化と強化ではないかと感じます。

 

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