2022年2月13日の「今週のことば」は以下のとおりです。
「信は智慧の種なり」
勇気ある信心の挑戦が
新たな突破口を開く。
皆の智慧と工夫と団結で
楽しく躍動の座談会を!
「信は智慧の種なり」の引用元御書のページはー
- 新版御書全集:1012ページ。
- 旧版御書全集:725ページ。
目次
今週のことば(2022年2月13日)の引用御書名(題号)は?
引用元御書の題号は「御義口伝」で、『信解品六箇の大事 第一 「信解品」の事』の一文からの引用です。該当部分は以下のとおりです。
その故は、「信」は、「疑いなきを『信』と曰う」とて、疑惑を断破する利剣なり。「解」とは、智慧の異名なり。「信」は価のごとく、「解」は宝のごとし。三世の諸仏の智慧をかうは「信」の一字なり。智慧とは南無妙法蓮華経なり。「信」は智慧の因にして名字即なり。「信」の外に「解」無く、「解」の外に「信」無し。「信」の一字をもって妙覚の種子と定めたり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と信受・領納する故に、「無上宝聚 不求自得(無上の宝聚は、求めざるに自ずから得たり)」の大宝珠を得るなり。信は智慧の種なり、不信は堕獄の因なり。(新版御書全集1012ページ 1行目から6行目より引用)
信なくして「解」(つまり諸仏の智慧)は得られない。故に「信は智慧の種なり」と仰せです。以信得入とも言われます。
今回、引用された御書を拝して、「疑いなきを『信』と曰う」という部分に目がとまりました。唱題しつつも、「信じるんだ」「信じるんだ」「御本尊は絶対なんだ」と自身に無理強いしていたような感じがしていましたので・・。「疑いが無い事」すなわち純粋な「信心」なんだと捉えていこうと思いました。
2022年(本年)の2月度座談会御書は一生成仏抄ですが、関連する池田先生の指導の中に、「元品の無明(がんぽんのむみょう)」があり、生命に具わる根本的な「迷い」であると。そして、これを打ち破る唯一の方法が南無妙法蓮華経の唱題行であると。煩悩即菩提とあります。また、煩悩の薪を燃やしてこそ仏の智慧の炎が増すとも。
自身への無理強いもまた「煩悩」かと。自身を否定することなく、絶やさずに継続して、お題目をあげ抜いていこうと決意いたしました。
さて、勇気、挑戦、皆の団結で「楽しく躍動の座談会を!」。善智識の集まりである創価学会の庭のありがたさを思いつつ、唱題根本に大成功の座談会として参りたいと思います。
寸鉄(2022年2月13日)の引用御書名(題号)は?
2022年2月13日の「寸鉄」で御書が引用された一文は以下のとおりです。
御書「一の師子王吼うれ
ば百子力を得て」。題目は
利剣。拡大の波を私から
「信は智慧の種なり」の引用元御書のページはー
- 新版御書全集:1745ページ。
- 旧版御書全集:1316ページ。
引用元御書の題号は「千日尼御前御返事(せんにちあまごぜんごへんじ)」、別名は「雷門堤鼓御書(らいもんのつつみごしょ)」です。引用の該当部分は以下のとおりです。
譬えば、一の師子に百子あり。彼の百子、諸の禽獣に犯さるるに、一の師子王吼うれば百子力を得て、諸の禽獣、皆頭七分にわる。
法華経は師子王のごとし。一切の獣の頂とす。法華経の師子王を持つ女人は、一切の地獄・餓鬼・畜生等の百獣に恐るることなし。(新版御書全集1745ページ 7行目から10行目より引用)
やはり、お題目根本なのです。南無妙法蓮華経のお題目により湧現させた生命力を諸々を打ち破る「利剣」として振るう日々でありたいと思います。
本日は以上です。
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