任用試験の過去問題集と良く出る設問

日顕宗を破す 任用試験の世界広布と創価学会


この記事は、誹謗・中傷ではけして無く、日蓮大聖人の仰せ(御書という文証)に照らし、導き出される明確な内容を述べたものです。

日顕宗(にっけんしゅう)とは何か

日顕宗とは、法主(管長)に絶対的な権威・権力があるとする仏教団体です。その主張どおり、その法主がほしいままに権威・権力を振りかざし、宗祖・日蓮大聖人の御精神を踏みにじり、我が支配欲を満たすことを全ての根本としています。

法華経の敵・一凶(いっきょう)とは戦い責め抜いていくことが肝心

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◆大聖人は、「しかず、かの万祈を修せんよりは、この一凶を禁ぜんには(御書24ページ)」と仰せです。仏法を正しく実践していく上で、決して忘れてはならない一点は、人々の心を惑わす根本の悪縁である「一凶」と戦い抜くことです。

「いかなる大善をつくり、法華経を千万部読み書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経の敵をだにもせめざれば、得道ありがたし(御書1494ページ)」とあるように、どんなに大善を作って、仏法の修行を重ねても、「法華経の敵」を責めなければ、成仏はかなわないと仰せです。

宗門事件の経過

世界宗教へと飛躍する創価学会と、その指導者であり、各界から賞讚される池田先生を敵視するようになった日顕は、学会を破壊しようと画策。平成2年(1990年)、「創価学会分離作戦」(C作戦)を実行しました。そして、日顕宗は平成3年(1991年)11月、一方的に学会を「破門」するという暴挙に出たのです。

 

しかし、魂の独立を果たした創価学会は、世界宗教へと大きく飛翔しているのに対し、日顕宗は衰退の一途をたどっており、その正邪は事実の上で、ますます明らかになっています。

日顕宗を根本の悪縁である「一凶」とする理由は以下のとおりです。

広布破壊の謗法(こうふはかいのほうぼう)

「大願とは法華弘通なり(御書736ページ)」、「広宣流布の大願(御書1337ページ)」と仰せの通り、広宣は日蓮大聖人の御遺命です。仏の教団を分裂混乱させる行為である「破和合僧(はわごうそう)」は、仏の教えを破壊し、人々を迷わせ不幸へと堕とす重罪です。日顕が犯した最大の罪は、この「破和合僧」の罪です。

法主信仰の邪義(ほっすしんこうのじゃぎ)

日顕宗では、”法主は絶対。ともかく法主に従え”という「法主絶対論」「法主信仰」を主張します。しかし、「日興遺戒置文」「時の貫首たりといえども、仏法に相違して己義を構えば、これを用うべからざること(御書1618ページ)」とあり、仏法に背いた法主は用いてはならないと厳命されています。

誤った血脈観(あやまったけつみゃくかん)

日顕宗では、前の法主から「血脈相承」を受けて、法主になるだけで、仏の覚りが次の法主に伝えられるという、”神秘的”な血脈観を主張しています。しかし、大聖人が、「日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて、仏に成る血脈を継がしめん(御書1337ページ)」と仰せの通り、血脈とは万人に開かれたものです。また、正しい信心を失えば、血脈はありません。

僧俗差別(そうぞくさべつ)

日顕宗は、”僧が上で信者は下”という信徒に対する「差別思想」が染みついています。大聖人の仏法には、信徒蔑視の思想は存在しません。「僧も俗も尼も女も、一句をも人にかたらん人は、如来の使と見えたり(御書1448ページ)」と仰せのように、僧俗平等が本来のあり方だと示されています。

化儀の悪用(けぎのあくよう)

大聖人は、各人の成仏は、生前の信心・実践によることを強調。日顕宗は、成仏には僧侶による葬儀が不可欠だと主張し、大聖人の仏法をゆがめています。

腐敗堕落(ふはいだらく)

日顕はじめ、日顕宗の悪僧の実態は、腐敗堕落を極めています。大聖人は仏法を食いものにする悪僧を厳しく破折されています。

▲任用試験の「日顕宗を破す」は以上を覚えれば合格!▲

「日顕宗を破す」の問題と解答(平成26年11月実施の任用試験に出題)

2014年(平成26年)11月実施の任用試験に出題された「日顕宗を破す」の問題と解答は以下のとおりです。参考にされて下さい。

◇「日顕宗を破す」について、〔48〕~〔50〕に入る正しい言葉を、ア~ウから選びなさい。

●日蓮大聖人は、悪と戦う精神について「〔48〕をだにも・せめざれば得道ありがたし」と仰せです。

●日興上人は「時の〔49〕為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事」と、仏法に背く法主を用いてはならないと戒められています。

●日顕宗の神秘的な血脈観は、大聖人の「〔50〕の血脈なくんば法華経を持つとも
無益なり」との仰せに背いています。

ア、信心
イ、貫首
ウ、法華経の敵

正解:〔48〕=ウ・〔49〕=イ・〔50〕=ア

以上です。