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地涌の使命と自覚について|青年教学3級(初級)・地涌の使命と実践

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「地涌の使命と自覚」は、青年教学3級試験(教学部初級試験)の出題範囲です。この記事では、極力わかり易く要点をまとめると共に、文末に同出題範囲の練習問題と解答を掲載しています。

地涌の使命と自覚について

「久遠の仏」は、常に、そして永遠に人々を救っていきたいという大願を抱いている。これを日蓮大聖人は、「毎自作是念(まいじさぜねん)の悲願(持妙法華問答抄:御書466ページ)」と仰せである。そして、「久遠の仏」の直弟子が地涌の菩薩である。

その地涌の菩薩は、如来神力品第21で釈尊の勧める滅後弘通を「誓願」し釈尊はこれを託した(付嘱した)。地涌の菩薩の「誓願」とは、久遠の仏の大願をわが心として実現しゆく師弟不二の広宣流布の大願である。

しかし、地涌の菩薩の出現がなければ永遠の仏の悲願は実現しない。法華経が説く内容もウソになる。

そして、滅後末法に法華弘通の大願を抱いて出現されたのが、御本仏・日蓮大聖人である。

大聖人は次のように仰せである【◆:重要】

◆「大願とは法華弘通なり(御義口伝:御書736ページ)」
法華経で地涌の菩薩に託されたのは「万人成仏の妙法」を全世界に広めるという「法華弘通」の大願。この広宣流布の大願の実現を生涯の目的とされたのが日蓮大聖人。

◆「ちかいし願いやぶるべからず(開目抄:御書232ページ)」
万人成仏の妙法(南無妙法蓮華経)を自身に覚知された日蓮大聖人は、末法の御本仏として、いかなる大難にも屈せず民衆救済のご生涯を送られる。

◆その大聖人は、「願わくは、我が弟子ら、大願をおこせ(上野殿御返事:御書1,561ページ)」と弟子たちに広布後継を託されている。

◆創価学会は、日蓮大聖人のお心である「広宣流布」の大願成就を誓い、立ち上がった。現代に出現した「仏意仏勅の教団」こそ「創価学会」である。

◆広宣流布こそ日蓮大聖人の大願である。また、創価の師弟の大誓願である。創価の師弟とは大聖人の直弟子との自覚に立った三代会長と全世界の共戦の同志である。

◆自他共に大変な時代にあって、あえて妙法を広めゆく実践に打って出る。悩める友の下に駆けつけて、共に宿命転換の道を歩む。それこそが、現代における地涌の菩薩の実践である。

▲要点まとめは以上▲

「地涌の使命と自覚」の練習問題

【問1】「大願とは[ ]弘通なり(御義口伝:御書736ページ)」、の御文の[ ]に入ることばは何か?(漢字2文字)

【問2】「『ちかいし願いやぶるべからず(開目抄:御書232ページ)』との仰せは、日蓮大聖人の、いかなる[ ]にも屈しない不退転の誓願である」、の文の[ ]に入ることばは何か?(漢字2文字)

【問3】「願わくは、我が弟子ら、[ ]をおこせ(上野殿御返事:御書1,561ページ)」、の御文の[ ]に入ることばは何か?(漢字2文字)

【問4】「創価学会は、日蓮大聖人のお心である「広宣流布」の大願成就を誓い、現代に出現した『[ ]の教団』である」、の文の[ ]に入ることばは何か?(漢字4文字)

<練習問題の解答>

問1:法華
問2:大難
問3:大願
問4:仏意仏勅

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