任用試験の教学入門と仏法の研鑽

【教学部任用試験2022】出題範囲と内容は?教材(教科書)と教学講座の配信も確認!

2022年の全国共通大学テストは、全国的な推進状況は良かったものの、刃傷沙汰や巧妙なカンニングが巷を騒がせました・・。これによって、勉強の目的が「大学合格」のみであるという悲しい事実が浮き彫りになりました。若者の将来にかかわる事業であるだけに残念なことです。

創価学会ではこのほど、2022年11月6日に、教学部任用試験を実施することとなりました。この試験は、名称そこ「試験」ではありますが、信心の基本である「信・行・学」の一環であり、信心の深化を「目的」とするものです。

全国共通大学テストの解答方式は「マークシート」方式という、解答を選択してマーキングするやり方ですが、任用試験の場合も、これによく似た「マーク方式」を採用しています。

教学部任用試験マーク方式の解答記入方法(2015年の例)

ともあれ、いかなる解答であっても、問題を理解して正解を導く知識の習得は欠かせません。この記事では、「教学部任用試験2022」の出題範囲とその内容、そして、勉強に必要な「教材(教科書)」が何か、また、教学講座の配信についても詳しく述べています。是非、ご覧ください。

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創価学会教学部 教学試験の実施年月一覧

【教学部任用試験2022】出題範囲とその内容は?「仏法入門」という位置づけです!

教学部任用試験の出題の範囲は、大きく、以下3つの分野となっています。

  1. 1⇒ 座談会拝読御書3編
  2. 2⇒ 教学入門:「日蓮大聖人の御生涯」と基本の仏法用語
  3. 3⇒ 世界広布と創価学会:「創価学会の歴史」「日顕宗を破す」

上記の3つをさらに括る(くくる)と、「1」と「2&3」になり、「2&3」は、『仏法入門 任用試験のために』というタイトルで書籍化されて市販されています。また、任用試験の出題範囲の構成は、今回に限らず、「任用試験=仏法入門」とされてから全く変わっていません(若干の改定はあるかも)。聖教新聞のサイトでは「音声化」されたものが配信されています。

「仏法入門 任用試験のために」 音声(2と3の全て)▽
https://www.seikyoonline.com/voice/ninyou.html

なお、「1⇒ 座談会拝読御書3編」については、毎回の任用試験で、試験が実施される年の「試験以前」の「座談会御書3編」が選ばれて出題範囲となっています。

創価学会の活動家諸氏におかれましては、聖教新聞と大百蓮華の購読は「あたりまえ?」かと思いますが、2022年8月号の「大百蓮華」には、任用試験2022の全試験範囲が掲載される予定です。

もし、まだであれば、聖教新聞と大百蓮華の電子版の購入もおすすめです。それでは、試験範囲について詳細を確認して参りましょう。

「大白蓮華」2022年8月号にも掲載される「教学部任用試験2022」の出題範囲の詳細は以下の通りです。

1:座談会拝読御書3編 (2022年2・3・5月度の拝読御書)

①「一生成仏抄」(御書新版317ページ12~17行目、御書全集384ページ2~5行目)

②「妙一尼御前御消息」(御書新版1696ページ1~3行目、御書全集1253ページ16~17行目)

③「開目抄」(御書新版117ページ7~9行目、御書全集234ページ7~9行目)

2:教学入門

「日蓮大聖人の御生涯」「一生成仏と広宣流布」「十界」など

3:世界広布と創価学会

「創価学会の歴史」「日顕宗を破す」

大百蓮華をお持ちの方は、すぐにでも研鑽(勉強)を開始することが可能です。御書の研鑽については、内容や意味の暗記以前に、何度も声を出して読み、御文を覚えてしまうことが、長い将来にわたり有益だと申せます。では、事項で、教材について、詳しく確認したいと思います。

【関連記事】実施年月日と申込⇒ 【教学部任用試験2022】実施月と日時はいつ?申込がいつからと受験資格も確認!

【教学部任用試験2022】受験のための教材(教科書)と教学講座の配信も確認!

改めて、「教学部任用試験2022」を受験するための教材(教科書)について見て行きます。

前項でご案内したように、「教学部任用試験2022」の全出題範囲については、8月号の大百蓮華に、まとめて掲載されるので、これだけで、研鑽(受験勉強)が可能です。また、試験範囲の御書3編(座談会御書)が掲載されている、大百蓮華3冊(2022年2月号・3月号・5月号)があれば、これに、市販されている『仏法入門 任用試験のために』を購入することで、これでも、全試験範囲をカバー出来ます。

ただ、8月号の大百蓮華が手に入るのは、7月下旬なので、いち早く研鑽に取り組みたい場合は、市販の書籍『仏法入門 任用試験のために』を購入するのが良いでしょう。この場合、要注意なのが、『仏法入門 任用試験のために』には「御書3編」が含まれないということです。御書3編は、2022年発行の大百蓮華3冊であり、書籍の方は2017年4月発行のものなので、今回の御書を含めようがありません。

 「大白蓮華」8月号と『仏法入門 任用試験のために』は、どちらも全国の書店で購入・注文できます。聖教ブックストアでも注文が可能。
 また、「大白蓮華」8月号は電子書籍としても購入できます。希望小売価格188円(税込み)。価格や配信日は各電子書店によります。

 なお、聖教新聞の公式サイト「聖教電子版」に、任用試験(仏法入門)の教材の音声を聞ける特設ページを開設しており、音声ファイルの再生やダウンロードなどができます。

出展:聖教新聞:聖教ニュース

 

次に、「教学講座」のご案内です。任用試験(仏法入門)の内容を「視聴」する講座です。これは、以下の方法で配信されます。

  • VODが利用できる創価学会の会館で視聴が可能。
  • 各地区組織の「モバイルSTB」でダウンロードして視聴が可能。
  • 「SOKAnet会員サポート」で配信予定(スマホ視聴可能)。
  • 聖教新聞オンラインで音声を聞く(ダウンロード可)。

※ 音声配信先URL:https://www.seikyoonline.com/voice/ninyou.html

 【教学講座】
 任用試験(仏法入門)に関する「教学講座」は、SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)の番組として配信されます。VODが利用できる会館等や「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴可能(配信期間等の詳細は後日報道)。モバイルSTBで視聴する際は、インターネットを通してダウンロードが必要。「SOKAnet会員サポート」でも、配信予定。スマートフォン等でも視聴できます(通信料は必要)。

出展:聖教新聞:聖教ニュース

【関連記事】「教学部任用試験2022」の出題範囲と教材は?

「教学部任用試験2022」の出題範囲と教材についてまとめてみました。率直に言って、教材が網羅している内容は、任用試験の出題内容より深く広範であると言えます。勉強にし過ぎはありませんが、受験の時期が近付いたら、【任用試験の過去問題】を参照することも有益でしょう。当サイトでは、現在、任用試験の過去問を整理中です。

外部のサイト▼
任用試験 過去問題|任用試験問題と御書の研鑽