創価学会の記念日と広宣流布の歴史

池田先生の入信70周年の8.24|壮年部の日・聖教新聞創刊原点の日

創価学会の記念日一覧表

8・24と呼ばれる創価学会の記念日は8月24日。

8月24日は、池田先生が恩師・戸田先生との歴史的な出会いを経て入信された日です。毎年巡り来る8月24日も今年(2017年)、『70周年』の佳節を迎えました。

「君は世界へいくんだ!」との、恩師の遺言を現実のものとして、世界192カ国地域に妙法流布を果たされた池田先生。この偉業も、先生の「入信の日」がなければ、何一つ現実のものとはなっていません。このことを思えば、池田先生入信の日としての8月24日の重みがそくそくと迫って参ります。

戸田第二代会長と池田名誉会長との出会い

8.24は池田先生入信の日・聖教新聞創刊原点の日・壮年部の日

池田先生は、入信をされた70年前の8月24日に次のように綴られています。

「この日から私の本格的な信念の人生が始まった。正義のために戦い抜きゆく青春であることを誓った」
「悔いのない青春!歴史を創る青春!わがままな青春より厳格な仏法に殉ずる青春を!確固たる信念のなき青春より仏法の哲理と智慧を胸に抱いた誇り高き栄光の青春を!」と。

この池田先生の精神を我が精神として、前進の行動に打って出ることこそ弟子の道なのであります。

8月24日はまた、「聖教新聞創刊原点の日」であり、「壮年部の日」でもあります。

8月24日(8.24) 聖教新聞創刊原点の日 とは

聖教新聞の誕生。いわゆる、聖教新聞の創刊には、以下のような原点となる日がありました。

昭和25年(1950年)のこと、戸田先生の事業が深刻な経済不況によって苦境に陥り、戸田先生・池田先生の師弟は事態打開に向けて奔走されていました。

そのような中、噂を聞きつけた新聞記者がスクープを狙って接近。これに対して、矢面に立って渉外にあたったのが弟子の池田先生でした。池田先生は、事業の正確な実態を示して、戸田先生の実像の何たるかを記者の心に打ち込んだのです。

そして迎えた8月24日。戸田先生は池田先生と共に記者に対応し、誠意と道理を尽くした結果、世にいい加減な記事が出る憂いが消えたのでした。

この直後に、戸田先生は池田先生に言われます。「1つの新聞をもっているということは、実に、すごい力をもつことだ。学会も、いつか、なるべく早い時期に新聞をもたなければいけない。大作、よく考えておいてくれ」と。そして、この8カ月後、聖教新聞が誕生したのです。

以上が、聖教新聞創刊原点の日の所以(ゆえん)です。

毎年8月、8・24を記念して、聖教新聞の啓蒙にチャレンジするのは、8月24日がこの「聖教新聞創刊原点の日」であるからです。

8月24日(8.24) 壮年部の日 とは

創価学会の記念日「壮年部の日」(壮年部結成記念日ではない)は、昭和51年の8月24日、池田先生の入信記念日をもって決定されました。

池田先生の入信記念日は、全学会員が心に期する記念日ですが、ではなぜ?壮年部の日なのでしょうか。

池田先生が入信されたのは、1947年(昭和22年)8月24日。

それから3年後の、1950年8月24日のこと。この日、戸田先生は、ご自身が経営される信用組合の経営が行き詰まり、理事長(当時)辞任の意向を発表されました。これに対して、22歳の青年であった池田先生は師に尋ねます。自分の師匠は新理事長になるのか、と。

師は明確に答えます。「いや、それは違う!苦労ばかりかけてしまう師匠だが、君の師匠は、ぼくだよ」と。

この瞬間から、池田青年の疾風・怒濤・秋霜の「師弟不二」の戦いが始まり、ついには、翌1951年(昭和26年)5月3日、師の第2代会長就任という歓喜の時を迎えます。

以上のごとく、8月24日は、池田名誉会長が19歳で生涯を広布に生き抜くと決意して入信した日であり、かつ、22歳で師弟の道を貫く大闘争に身を投じた日なのであります。

故に、『だからこそ壮年が【青年の気概】で毅然と立ち上がる日としなければならない』。

ここに、「壮年部の日」の所以(ゆえん)があります。

小説『新・人間革命』第23巻・「敢闘」の章では、「壮年部の日」の制定された時の様子と共に、壮年の使命と責任が、明快に記されています。
「壮年には、力がある。壮年は、一家の、社会の、学会の黄金柱である。そして、広宣流布の勝敗を決していくのは、壮年が、いかに戦うかにかかっている」と。

毎年8月、8・24を記念して、特に壮年部が聖教新聞の啓蒙に全力を挙げるのは、8月24日が「聖教新聞創刊原点の日」であり、かつ、この「壮年部の日」であるからです。

平成29年(2017年)は佳節が幾重にも

平成29年(2017年)の本年は、師弟の精神に貫かれた佳節が幾重も刻まれる年です。

  • 池田大作先生の入信70周年
  • 「2月闘争」65周年
  • 「75万世帯」達成60周年
  • 「300万世帯」達成55周年

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