任用試験の教学入門と仏法の研鑽

任用試験2017から中学生(中等部員)の受験が可能に!

中等部員、つまり、中学生が任用試験受験対象(中学生が任用試験を受験できる!)となったのは、本年、2017年(平成29年)11月26日に実施される創価学会教学部・任用試験からであることが、聖教新聞の平成29年8月21日付けの紙面及び、同8月22日更新の創価ネット・「教学部任用試験2017大綱」にて公表されました。

2022年の任用試験はこちら⇒ 【教学部任用試験2022】実施月と日時はいつ?申込がいつからと受験資格も確認!

現在中学生の祖父・祖母にあたる年代の方々が任用試験を受けた時期には、中等部員(中学生)も受験対象でした。かく言う筆者も中学生の時に任用試験に「合格」の世代です。

その後、いつからか中等部員は受験対象から外れて、いく久しい年月が流れました。

そして本年、中等部員が任用試験の受験対象としてカムバック。

本年(2017年)は、任用試験の実施の前に、9月に青年教学3級・初級試験が行われます。そして、青年3級・初級試験でも、本年からマーク方式が採用されるようになりました。

より広い世代に、より親しみやすい「教学の普及」ということを感じずにはいられません。

2017年 教学部任用試験の「中学生」の受験資格とは

では、本年(2017年)から実施される創価学会教学部・任用試験の受験資格について、「中学生の受験」を軸に見てみましょう。

 

昨年2016年(平成28年)の教学部任用試験の【受験資格】は以下のとおりでした。

 

①未教学部員の会員・会友(15歳以上、中学生を除く)
②受験申し込みの締め切り時点(10月23日)で、会員・会友の人。
③座談会・御書学習会等、日常の会合に参加している人。
※①~③の条件を満たし、かつ本人が受験を希望すること。会友については、聖教新聞を継続して購読し、勤行・唱題を実践していること。高齢の人、妊産婦、病弱な人については、無理をしない。

これが、今年2017年から以下のようになりました。

本年2017年(平成29年)からの教学部任用試験の【受験資格】

受験申し込みの締め切り時点(10月22日)において、小学生以下を除く未教学部員の会員・会友の方で、かつ本人が受験を希望すること。
※高齢の方、妊産婦、病弱な方は、決して無理をしない。
中学生の受験は、家族の承諾を条件とする(支部長は家族に確認の上、受験カードに承認の押印をする)。
未入会の中学生は、家族に会員がいれば受験できる。進学を控えた受験生(中学3年生)は、無理をしない。

任用試験の受験対象となる中学生とは

「小学生以下を除く未教学部員の会員・会友の方」という文言が、具体的には、「中学生」の受験者を含むことを意味して、受験対象者の枠を拡大することとなりました。

「本人が受験を希望」・「家族が承諾」・「中3受験生は無理をしない」を前提として、今回、任用試験を受験できる中学生は以下の2種類に分類されます。

  1. 中等部員(入会している中学生)
  2. 家族に会員がいる、未入会の中学生

任用試験の実施に際しては、これまでも、周囲の同志先輩諸氏による、受験する友への温かな励ましが必須でありました。そして、本年から中学生も受験できるようになり、その励ましの輪をより強固に拡大していく戦いが求められることとなりました。