北陸最大の老舗旅館「みやびの宿 加賀百万石」で、従業員を巻き込んでの雇用調整助成金の不正受給が発覚したと、2022年10月25日に、TBSNEWSが発表しました。
従業員にタイムカードを押させない ⇒ 休業で勤務出来なかった ⇒ 従業員に休業保証を ⇒ 助成金を申請・・。
実態は、従業員は継続勤務中であって、社の姿勢に元従業員たちは怒りをあらわにしています。
また、「タイムカードを押させない」指示を「旅館のオーナー=会長」が出していたという証言もある中、最高責任者夫妻は関与を全面的に否定しています・・。
- 金沢孝晃会長の顔画像(写真)と年齢は?
- 嫁(妻)の昌金沢代専務の顔画像(写真)と年齢は?
- 不正受給が行われた経緯は?
これらの気になる点について調査してみました。最後までご覧いただけると嬉しいです。
目次
金沢孝晃会長と嫁(妻)が助成金不正受給を画策?働いているのに「タイムカード押すな」!
わ?、コレは酷い。
助成金の不正受給だけではなく、組織ぐるみの悪質さが露呈されている。「ボランティアでこい」こんなシフト見たことが無い!#加賀百万石#金沢会長 pic.twitter.com/R9z1iHUDa2— みぃ (@mf92007) October 22, 2022
コロナ禍に雇用を守るための助成金の不正受給疑惑。老舗高級旅館のオーナー会社が受給した額は1億円を超えるとみられています。告発が相次ぐ中、オーナーが語った言葉とは。
・・・・・
224もの客室があるこの旅館で、「従業員を巻き込んだ不正が行われている」という情報が寄せられた。
出展:働いているのに「タイムカード押すな」 老舗旅館で助成金不正受給1億円超か 相次ぐ告発にオーナーは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
「従業員を巻き込んだ不正が行われている」という物騒な情報が寄せられた旅館とは、北陸最大と言われる加賀温泉郷に建つ旅館「みやびの宿 加賀百万石」です。創業1907年の老舗で、かつて昭和天皇も宿泊した実績を誇る所です。
「不正」とは、コロナ禍にあって、休業を余儀なくされた企業に支給される「雇用調整助成金」のことで、休業のため、従業員に給与が支払えない(休業補償)と認定された場合に、支給される「助成金」です。
ところが、「みやびの宿 加賀百万石」では、従業員に対し、”働かせたまま”、「タイムカードを押すな」と指示し、労働実態が無いように画策し、不正に助成金を受給していたとのこと。
兵庫県・芦屋市の高級住宅街にある自宅を訪ねた。
ーータイムカードを押さないようにと会社側から指示があったとする内部証言が複数あるが、どうしてそのような指示をしたのか
金沢孝晃会長
「するわけがない。するわけがない!」ーー会長に直接指示をされたと言っている人もいる
金沢会長
「全くの嘘!そんな馬鹿じゃない、私は」出展:働いているのに「タイムカード押すな」 老舗旅館で助成金不正受給1億円超か 相次ぐ告発にオーナーは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
従業員からの多くの証言がある中、最高責任者の「金沢孝晃会長」は真っ向から否定。
その後、さらに言い逃れの利かない様々な証拠を携えて、再び記者が、芦屋市の高級住宅街の会長の自宅を訪問。
すると、会長の奥さんが記者に対応し、加賀百万石、そして別のホテルでも不適切な申請があったことを明かしました。しかし・・。
昌代専務
「全く知らなかったんですよ。会長も」村瀬キャスター
「奥様も全く知らなかった」昌代専務
「働いていたことすら分からなかったので」不適切な勤務管理や申請は「現場の担当者によって勝手に行われた」と話し、上層部の関与は否定した。
出展:働いているのに「タイムカード押すな」 老舗旅館で助成金不正受給1億円超か 相次ぐ告発にオーナーは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
上司から、タイムカードを押すなと散々支持され続け、従業員が心配して質問すると「心配するな」の一辺倒だったとのこと。
こういった会社の動きに対し、知らぬ存ぜぬを通す「金沢孝晃会長と、嫁(妻)の金沢昌代専務」とはいったいどんな人物なんでしょう?
気になったので調査してみました。
金沢孝晃会長の顔画像(写真)と年齢は?嫁(妻)の金沢昌代専務も調査!
やってられない、この会社みたいなのが堂々と取材受けてる。取材は10か月にも及ぶらしい。不正受給は1億。早く返さないと、利息もつけるし罰則もある!#報道特集 #加賀百万石 pic.twitter.com/47mWRyDjmd
— みぃ (@mf92007) October 22, 2022
「みやびの宿 加賀百万石」の他、複数の旅館を経営する最高責任者の金沢孝晃会長と、その嫁(妻)の金沢昌代専務とはいったい、どんな人物なんでしょう?
「みやびの宿 加賀百万石」の他、複数の旅館を経営する会社の名前は「ビッグ総合開発株式会社」といい、建設・不動産/流通・小売・サービスなどの業務を行っています。
ここのトップが、「代表取締役会長兼社長/金沢 孝晃 氏」です。
非常に規模の大きい企業のトップなので、かなりの詳細がすぐにでもわかると思ったのですが・・。
実は、あの「ビズリーチ」が、「ビッグ総合開発株式会社」を顧客として紹介していて、【管理職・幹部中心に8名の採用に成功。「ビズリーチ・ダイレクトは心強い存在」】という記事を自社のホームページに掲載していました。
管理職・幹部中心に8名の採用に成功:https://bizreach.biz/service/bizreach/testimonial/bigsogo/
(お探しのページは見つかりませんでした。)・・・
ページを削除していました。不祥事の発覚直後に「削除対応」したものと思われます。
しかし、「キャッシュ」が残っており、記事の冒頭は以下のとおりでした。
ビッグ総合開発株式会社
建設・不動産/流通・小売・サービス
母集団形成/母集団の質
51-500名
ビッグ総合開発株式会社は、1984年の設立以来、ホテル・旅館の建築および設計・施工、ならびに経営・コンサルティングを手掛けている。提案力と技術力を持つ、ホテル・旅館の再生事業のプロフェッショナルとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきた。2018年12月には、経営不振で休業していた、石川県加賀市にある山代温泉の老舗旅館「ホテル百万石」を全面改装して「山代温泉 みやびの宿 加賀百万石」としてオープンさせるなど、新たなプロジェクトにも取り組んでいる。出展:管理職・幹部中心に8名の採用に成功。「ビズリーチ・ダイレクトは心強い存在」 ビッグ総合開発株式会社|中途採用をお考えの企業・法人様向け【ビズリーチ】
「ホテル百万石」を全面改装して「山代温泉 みやびの宿 加賀百万石」としてオープン、とありますが、まさか、雇用調整助成金の不正受給の温床だったとは・・。なんの為の「ビズリーチ!」だったんでしょう?
ここで紹介されていた、金沢孝晃会長の顔画像(写真)がありました。
「みやびの宿 加賀百万石」金沢孝晃会長#金沢孝晃https://t.co/kDlYsqWimT pic.twitter.com/aUCan2OVwl
— 朝だ~! (@yamakawagogo) October 25, 2022
「みやびの宿 加賀百万石」金沢孝晃会長#金沢孝晃https://t.co/kDlYsqWimT pic.twitter.com/lRpx4zrbSU
— 朝だ~! (@yamakawagogo) October 25, 2022
金沢孝晃会長の年齢に関する情報がありませんが、60代後半から70代といった感じがしますがいかがでしょう?
嫁(妻)の金沢昌代専務は、かなりお若い方ですね。
「みやびの宿 加賀百万石」金沢昌代専務
「出勤にしないとだめですよね」#金沢昌代https://t.co/kDlYsqWimT pic.twitter.com/PYNdOP4i3d— 朝だ~! (@yamakawagogo) October 25, 2022
「みやびの宿 加賀百万石」金沢昌代専務
「働いていたことすら分からなかったので」
金沢昌代専務#金沢昌代https://t.co/kDlYsqWimT pic.twitter.com/D8iGsmZaY2— 朝だ~! (@yamakawagogo) October 25, 2022
金沢昌代専務の年齢情報も不明ですが、40代前半?50代ということはなさそうですがいかがでしょう?
それはそうと、不正受給の手口の実態とは、いったいどんなものだったのでしょう?
(加賀百万石)金沢孝晃会長が雇用調整助成金を不正受給?犯行の手口をわかりやすく解説!
「加賀百万石」雇調金不正、返還額は1億円超
加賀市山代温泉の旅館「みやびの宿 加賀百万石」で雇用調整助成金(雇調金)の不正受給が行われていた問題で、前運営会社のビッグ総合開発(大阪市)は24日、ホームページでおわびの文書を公表した。https://t.co/gVvVVpSfc6
— 天瀬ひみか【公式】予言コード解説サポート (@shiratama_ji) October 25, 2022
加賀百万石の経営者、金沢孝晃会長によると見られる、雇用調整助成金の不正受給の疑いは、多くの従業員による証言や、出勤表などから明らかにされていったもようです。
元従業員Aさん
「僕自身もタイムカードを押すなと言われましたし、タイムカードを押す場所に『今日は押さないでくれ』『この部署のものは押さないでくれ』という張り紙がされたり」口頭での指示だけでなく、タイムカードを押す場所には「タイムカードを押さずに直行」と書かれた貼り紙がされたという。Aさんが当時の上司に理由を聞くと…
元従業員Aさん
「『お前らの給料は“雇用調整助成金”で補償されているんだから、安心して働けばいいんだよ』と」出展:JNN
同様の証言は複数あり、中には旅館のオーナー=会長が指示をしていたという人もいたとのことで、本件を記者が、その会長から話を聞いたところ・・。
⇒ 会長は全面否定。
やがて従業員から、タイムカードを押す日と押さない日の指定のあるシフト表(不正の物的証拠)が示される。(シフトを作ったのは井上取締役)
⇒加賀百万石「井上雅義 取締役」の言い訳:「それは出勤しても(しなくても)どっちでもよくて、ボランティアの 気持ちがあれば手伝ってくれたら嬉しいねという程度の話。・・」
明らかに体のいい言い訳かと・・。この取材の2週間後に、労働局が加賀百万石に入る様子が確認されています。
- タイムカードを押させない⇒「出勤してない」
- 「出勤してない」⇒「休業で働けない従業員に給与を支給したい」
- 「休業で働けない従業員に給与を支給したい」⇒助成金の申請が出来る。
※ 働かせて売上に貢献させ、さらに助成金の申請とは「悪質」です。
結局のところ、「山代温泉 みやびの宿 加賀百万石」では、不正受給を認め、謝罪文をホームページに掲載しています。
⇒ 雇用調整助成金の不正受給報道について|みやびの宿 加賀百万石
しかし、気になる一文がありました。
現場の一部役職者が指示を出し、申請は本社経理部長から行われ、申請について経営陣への報告や相談は一切なく、与り知らぬうちに行われました。しかしながら、代表としての管理責任があるとし、会長は自ら9月に代表取締役を退任致しました。
本当なんでしょうか?従業員の証言にあった「会長が指示・・」というのは?
いずれにしろ、加賀百万石の「雇用調整助成金の不正受給」ついては由々しき問題として、政府が声明を発表しており、不正があれば厳正な対処を行うとしています。
加藤厚労大臣
「特に今回はコロナ禍という緊急事態で、かなり簡素な手続きを行った。そうした中での不正受給は大変遺憾であります」石川・加賀市 老舗旅館が雇用調整助成金の不正受給 厚労大臣「積極的調査行う」(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
「金沢孝晃会長と嫁(妻)昌代専務の顔画像(写真)と年齢は?の記事まとめ」とアクセス記事のご案内
「山代温泉 みやびの宿 加賀百万石」の経営者によるものと思われる、雇用調整助成金の不正受給について、その手口を調査すると共に、最高責任者であった金沢孝晃会長と、嫁(妻)昌代専務の顔画像(写真)なども調査してみました。
コロナ禍の中、巨額の各種不正受給事件が取り沙汰されていますが、老舗旅館でのまさかの事件でした・・。
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