任用試験の過去問題集と良く出る設問

諸天善神・異体同心(信仰と実践) 任用試験の教学入門


諸天善神の守護する働きは信心の心の強弱で決まります。また、日蓮大聖人の信心の最終目的である広宣流布は、信心から発する団結によって成し遂げられると仰せです。信心の心強く、団結して進む中に、自他共の幸福境涯が開かれるのです。

諸天善神(しょてんぜんじん)

「諸天善神」とは、正法を受持する人と国土を守護する宇宙の働きのことをいいます。といっても、私たちと別のところににあるのではなく、私たちの一念が、社会や環境の上に反映し、それが様々な働きとなって現れるのです。

諸天善神の守る働きが強いかどうかは、その信心の「心の強弱」で決まります。

日蓮大聖人は「神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候(四条金吾殿御返事 御書1,186ページ)」と仰せです。

異体同心(いたいどうしん)

「異体同心」とは、それぞれの個性や特質を最大限に生かし、広宣流布という大目的に向って団結して前進する時に、最重要とすべき指針です。

日蓮大聖人は、信心の団結によって、様々な難を乗り越えながら前進すれば、仏法は必ず広がっていくことを教えてくださっています。

『「異体同心なれば万事を成(じょう)し同体異心なれば諸事(しょじ)叶う事なし」また、「日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて・一定(いちじょう)法華経ひろまりなんと覚へ候」(異体同心事 御書1,463ページ)』

▲任用試験の「諸天善神・異体同心(信仰と実践)」は以上を覚えれば合格!▲