本年、2014年の任用試験が迫って参りました。創価学会教学部の教学試験にあっては、その開催の主旨・目的は、合否は二の次であり、理(学)の追求が行を助け、信心の深化に繋がることにこそあるのは言うまでもありません。
しかしながら、合格・不合格がある以上、是非とも合格を目指したいものです。主催者側でも、今回の任用試験から、「合格」の助けとして新たなアクションを起こしています。今回の任用試験からマーク方式(マークシート)による解答が採用になったことは注目に値するでしょう。択一式であるということです。
任用試験2016のために【過去問題と学習対策(緊急最新情報!)】
- 教学部任用試験の問題と解答(2014年)
- 教学部任用試験の問題と解答(2014年)・ダウンロード版
- 任用試験 【出題要点まとめ記事一覧】
- マーク方式の任用試験について解説!
⇒ 任用試験マーク方式の見本画像付き詳細実例
この記事では、「信心の一念による任用試験受験」を前提としつつも、いかに無駄なく効率的に任用試験範囲の問題を身につけるか(担当者としては身につけさせてあげられるか)について、最も効果的な方法を提案したいと思います。
2014年(平成26年)度の創価学会教学部任用試験(平成26年11月23日に実施)については、その詳しい教材が、既に、機関誌・大百蓮華に掲載されています。
2014年(平成26年)8月号の大百蓮華がそれで、任用試験特集号として発刊されています。55ページから最終ページ(118ページ)まで、大半が任用試験の教材となっています。昨年(2013年)の任用試験の教材も同じく大白蓮華に掲載されましたが、同様にかなりのボリュームです。
大百の内容全てを身に付けることができれば、それは素晴らしいことですが、実際の任用試験での出題内容を見ると、それは、「任用試験の要点」としての、ごく限られた範囲(部分)からのものであることが、例年、明白であります。
そこで、任用試験受験者の担当である筆者はどうしたか。あるいはどうするかについて、以下に述べて参ります。
今回、筆者は、地区の任用試験受験者(壮年部)向けに、大百蓮華の教材の太字(ゴシック体)の説明を中心に、簡潔にまとめた資料を作成し、勉強会で配布しました。大百の教材を通しで読んでみると、一つのテーマに対して、けっこう説明が多岐であり深いところもあり、初めて教学を学ぶ人にとって「要点」がつかみにくいのではないかと思ったからです。
これはこれで良し、と思っておりますが、過日(本年10月23日から)地域の会館で放映された「任用試験教学講座」で紹介されたポイントとのズレがないか、チェックしながら進めているところです。
ところが後日、地域の組織でマーク方式の問題集が配布され、また、「未来ジャーナル」紙上での任用試験特集を目にするにつけ、これらをさらに活用することにしました。
2014年の任用試験用に問題集(マーク方式)が配布された件
10月15日、支部婦人部長から、今回2014年の任用試験受験者用に、マーク方式の問題集と解答用紙をいただきました(受験人数分の部数)。
こちらよくよく過去の問題と照合すると、問題自体は昨年(2013年)実施の任用試験(昼の部)のものであり、これを、「マーク方式」による解答向けにアレンジしていることがわかりました。
示されている答えの中から正しいものを選択⇒解答用紙の該当部分を塗りつぶす、という作業は、是非練習を要しますので、必須の教材かと思います。
実際のところ、「教学入門」と「世界広布と創価学会」の内容は例年ほとんど同じです。また、御書3編については、「誰に」与えられたか?と「要点」は何か?の習得に尽きます。その点、過去問題に目を通すことは重要かと思います。
●効率良く学習するには
⇒ 任用試験2015は創価ネット活用で効率良く合格へ
未来ジャーナル(MIRAI JOURNAL)に任用試験特集の件
MIRAI JOURNAL(未来ジャーナル)は、中等部・高等部向けの機関紙で毎月1回発行されますが、このほど、2014年11月1日付け(10月27日配布)が「任用試験特集」となっています。カラー版・イラスト入りで実にビジュアル。内容も簡潔にまとめられていて、見開き全5面に出題範囲の全てが網羅されていました。
まずは、原寸大A3サイズ・カラーコピー5ページを一部として、2名の受験する壮年部にお渡ししました。
任用試験教学講座が各会館で放映された件
過日(筆者の組織では10月23日からの4日間)、地域の会館で放映された「任用試験教学講座」の内容は、勉強会向けというより、出題ポイントの紹介であり、大百蓮華8月号の該当部分に赤線を引くのが精一杯でした。
後日、紹介されたポイントを確認してみると、かなり「限定」されていることがわかりました。
この、各会館で放映された内容(動画)と同じものが、創価ネット(SOKAnet)で、「教学講座」として【10月30日(木)~11月22日(土)】の間、配信されますので、再度、ゆっくり確認したいと思います。
創価ネット(SOKAnet)の教学チャンネル
http://www.sokanet.jp/kaiin/kyogaku/index.html
ここに至って、ベストな教材と思われるのは、「未来ジャーナル」を本教材として、これに、動画・「教学講座」でさらに絞り込むことではないかと思います。
創価ネットで任用試験の講座配信が開始されましたら、その内容と共に、地域でいただいた「2014年の任用試験受験者用問題集(マーク方式)」と「未来ジャーナルの任用試験特集の内容」をお伝えしたいと思っております。
自身、合格責任者として、受験者の善智識であるよう、お題目根本に頑張って参ります。
以上、あくまでも筆者の考える「創価学会 任用試験 2014 対策」ですが、よろしければご活用下さいませ。
【ご参考】昨年の任用試験はどうであったか
創価学会の任用試験2013 日程(いつ)と過去問題集
from:http://cycle.main.jp/sgi/ninyou2013.html