【日本橋八重洲1】鉄骨落下事故の死亡で補償はいくら？慰謝料や損害賠償金額を調査！

9月19日9時半頃、東京都中央区八重洲1のビルの工事現場で、建設作業をしていた５人のの男性作業員が、約15トンの鉄骨とともに落下する事故がありました。

ヤフーニュースによると、５人の内２人が死亡３人が重軽傷とのこと。また、続報で、現場住所が「中央区日本橋3」から「中央区八重洲1」に改められています。

不慮の死亡事故につき補償・責任問題が気になります。

死亡２名他の補償はいくらに？
慰謝料や損害賠償金額はいくらに？

気になった点について調査してみました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

1 【東京都中央区八重洲1】ビル建設工事現場で鉄骨落下？作業員４人が心肺停止の衝撃！
2 【東京都中央区八重洲1】鉄骨落下事故の死亡で補償はいくら？慰謝料や損害賠償金額を調査！
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【東京都中央区八重洲1】ビル建設工事現場で鉄骨落下？作業員４人が心肺停止の衝撃！

東京日本橋の工事現場で鉄骨落下と通報があり、4人が巻き込まれ、いずれも意識不明の重体だということですhttps://t.co/PP6UN6AK4P #nhk_video pic.twitter.com/VUiyWSDo4I

— NHKニュース (@nhk_news) September 19, 2023

9月19日9時半頃、東京都中央区日本橋のビル工事現場で、建設作業をしていた複数の男性作業員がビルの8階から4階部分に、10トン以上の鉄骨とともに落下するという事故が発生。

この事故で、少なくとも5人がケガをしており、4人が心肺停止の状態。

続報にて、被害状況と作業状況が以下、確認されました。

現場所在地：東京都中央区八重洲1のビル建設現場

転落状況：7階部分で作業していて、20～40代の男性作業員5人が鉄骨とともに3階へ転落

５人の安否他▼

死亡：埼玉県朝霞市の原裕一郎さん（33）

死亡：千葉県市川市の花田大和さん（43）

重体：意識不明から回復

重軽傷：２人

加療中：３階の作業員１人

落下時の作業状況▼

鉄骨はクレーンからケーブルでつるされていたが、何らかの原因で外れて落下した。その際、5人も転落したとみられる。

※ 死亡した作業員2人は鉄骨の下敷きになった。

事故現場の地域について▼

JR東京駅八重洲口や東京メトロ日本橋駅近くの再開発地区。

建設中のビルはオフィスや店舗、劇場、医療施設などが入居予定の複合商業施設になる計画で、2021年に着工し、25年の完成を目指している。

工事に関わるゼネコン大手「大林組」（本社・東京都港区）のコメント▼

工事に従事される方の安全を守れなかったことは悔恨の極み。事故原因の究明に全力を挙げて取り組み、全社を挙げて再発防止と安全施工の徹底に取り組んでいく

警視庁中央署は現場の安全管理に問題がなかったか、業務上過失致死傷の疑いも視野に詳しい状況を調べています。

その他、当初報道の状況や事故現場に関する詳細は以下の関連記事をご覧下さい。

今回、この事故で気になったのは、補償問題です。２名の方が亡くなっています・・それも酷い状況で・・・。

損害賠償や慰謝料など、いくらになるのでしょう？

調査を入れてみました。

【東京都中央区八重洲1】鉄骨落下事故の死亡で補償はいくら？慰謝料や損害賠償金額を調査！

東京都中央区八重洲1で起きたビル建設工事現場での鉄骨落下事故では、２名の方が亡くなったほか、３名が重軽傷とされています。

そして、事故の原因について、「クレーンからケーブルでつるされていた鉄骨が、何らかの原因で外れて作業員と共に落下」とされています。

現場にはおそらく多くの施工会社や下請け会社が入っていて、作業員の方々はそういった会社の従業員かと思われます。

しかし、元請け会社（ゼネコン）の管理監督・安全対策義務違反などは、まのがれられないのではないかと。

いったい、慰謝料や補償はどうなるんでしょう？

大手ゼネコンが関与する都心の地域開発での事故で、かねてから認知度が高い上に、大々的に連日、マスコミが取り上げる事態となっています。

社会的な責任に加え、刑事責任にも問われかねない状況の中、被害者及びご家族への補償が急務と思われます。

具体的には、民事上の賠償責任の問題です。

民法709条では、故意または過失によって他人の法律上保護されるべき利益を侵害した者は、これを賠償する責任を負うと規定しています。（不法行為責任）

また、事故と加害者の間に契約関係がある場合、加害者が契約上の義務を履行せず被害者が被害を被った関係が認められるのであれば、被害者が被った損害を賠償しなくてはなりません。（債務不履行責任）

引用先：アトム法律事務所弁護士法人

そして、工事現場の事故では不法行為責任と債務不履行のどちらも適用される可能性があるとされています。

具体的にはーー。

事故の賠償金の平均はいくらですか？

死亡事故の賠償金の平均は？死亡慰謝料は一家の支柱の場合には２８００万円、母親・配偶者の場合には２５００万円、独身男性・女性などその他の場合には２０００万円～２５００万円が賠償金の平均であることが多いです。

弁護士法人法律事務所リンクス

あくまでも平均、ということですが、これによると、今回の事故で、「2800万円」が２名。そして、重軽傷３名とその他の方々にも状況に応じた額の賠償がなされるものと思われます。

ただ、法的な問題以前に、早急な慰謝料の支払いがなされないと、社会的な問題も懸念されるうえ、被害者遺族からの訴訟があった場合、この限りではないでしょう。

こういったことを考えると、ゼネコン側としては、なるべく穏便に済ませる為、より高額な慰謝料を準備する可能性があり、その総額は一般的な想像を越える可能性も・・・。