【奈良の鹿愛護会】虐待の理由や原因は資金不足？獣医師の人数は何人か気になる！

10月2日、「奈良の鹿愛護会」の獣医師の丸子理恵氏が、奈良県と奈良市に対し、同会の保護施設で、鹿への虐待が行われていると通報したことが判明しました。

ヤフーニュースによると、十分なエサなどがを与えられず、毎年50頭以上が死んでいるとのことですが、「奈良の鹿愛護会」ではこれを否定しています。

既に、奈良県も市も調査に動いている状況ですが・・

「奈良の鹿愛護会」の鹿・虐待の理由や原因は資金不足？
「奈良の鹿愛護会」の獣医師の人数は何人？

気になった点について調査してみました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

1 【奈良のシカ】獣医師が管理団体「奈良の鹿愛護会」の虐待を通報？丸子理恵獣医師の通報が気になる！
2 【奈良の鹿愛護会】虐待の理由はなぜ？原因は資金不足？獣医師の人数が何人かも気になる！
3 「奈良の鹿愛護会」が保護中の鹿に虐待？そもそも「奈良のシカ」って何か気になる！
4 よく読まれている記事のご紹介！

【奈良のシカ】獣医師が管理団体「奈良の鹿愛護会」の虐待を通報？丸子理恵獣医師の通報が気になる！

シカの保護団体「奈良の鹿愛護会」に所属する丸子理恵獣医師が、奈良県と奈良市に対し、「奈良の鹿愛護会」の保護施設で、鹿への虐待が行われていると通報したことが、10月2日に判りました。

虐待の対象とされるのは、農作物を荒らすなどして会に保護されたシカです。

丸子理恵獣医師の話によると、十分なエサを与えられず、通常の奈良のシカと比べて体重が軽くなり、毎年50頭以上が死んでいるとのことで、「見て見ぬふりはできない」としています。

これに対して、「奈良の鹿愛護会」の山崎伸幸事務局長いわくーー

「毎日エサをあげ、掃除をして、水をやり、そういったことを日誌につけてルーティーンをもってやっている」

とのことです。

通報を受けた奈良県は調査チームを立ち上げており、また奈良市は明日にも職員や獣医師らと施設の立ち入り調査を行う方針とのことです。

このニュースのネタ元は以下となります。

奈良県と奈良市に対し、シカの保護団体の施設で虐待が行われているという通報をした獣医師が、取材に応じました。

引用先：関西テレビ

奈良の鹿と言えば、国の天然記念物に指定された保護対象でありながら、基本は野生に生きる鹿で、農作物の被害などとの葛藤（かっとう）を経て、今に至っていると聞きました。

なので、その鹿の保護については管理団体はもとより、獣医師に至っては真摯に取り組むものと思いますが・・。

ニュースを知った世間の反応はーーー

保護されたシカの映像みたけど確かにすごーくガリガリでした
獣医師さんとしても立場があるしよくよく考えて悩み悩んでそれでも改善されなかったからやむなく通報したんだと思う
餌が本当に少なかったのかはこれから調査だけどすごいストレスのある環境だったのかもしれません・・・（食欲も落ちるような）
シカは神の使いといいますが、動物に寄り添った飼育環境（健康なら野生にかえす）であってほしいです

既に、奈良県も奈良市も動いているので、実態の判明は間もなくかと・・。

しっかりと調査して欲しいように思う。獣医師がむやみやたらにこんな告発しないだろうし、ストレスや病気で死ぬ率なんてそう高くはないように思うんだけど、平均的な死亡率なんかも見えてくるんじゃないのだろうか。

仮に、丸子理恵獣医師の通報どおりだった場合、「奈良の鹿愛護会」の鹿への虐待の動機って何だったんでしょう？

調査を入れてみました。

【奈良の鹿愛護会】虐待の理由はなぜ？原因は資金不足？獣医師の人数が何人かも気になる！

「奈良の鹿愛護会」とは、「一般財団法人奈良の鹿愛護会（会長：大川靖則氏）」のことで、奈良の観光資源でもある「天然記念物の鹿」を保護する団体です。

奈良公園の野生の鹿をとりまく環境は決して快適ではないとのことで、保護施設である鹿苑（ろくえん）には人との共存共生の中で、様々なトラブルを抱えた鹿が約300頭保護されているとのことです。

この「鹿苑（ろくえん）」が、今回問題となった鹿の保護施設ですね。

鹿苑（ろくえん）

日本、〒630-8212 奈良県奈良市春日野町　160-1

※ 地図上の「＋－の記号」をクリックすると拡大が可能なので、詳細を御覧頂けます。

ここで、何故に鹿への虐待が行われたというのでしょうか？

「奈良の鹿愛護会」の運営状況について気になったんですが、「一般財団法人」なので、補助金が下りるはずなんですが・・・。】

一般社団法人の助成金はいくらですか？

補助金額：150万円～450万円（※申請枠や従業員数によって異なるため、最大値の申請枠の額を記載）

補助率：1/2以内（※申請枠や従業員数によって補助金額が異なるため、補助金額の条件に合わせて記載）

引用先：日本財団

いずれにしろ、あまり大きな金額ではなさそうです。

なので、「奈良の鹿愛護会」では、活動維持のための「寄附」や「グッズの販売」の他、様々な「募金活動」を行っていますね。

⇒ 寄付・募金をする｜一般財団法人奈良の鹿愛護会

そんな中ーー

様々なトラブルを抱えた鹿が約300頭保護されています。これ以外に春期には、母鹿が安心して出産や子鹿たちのお世話をできるように妊娠している雌鹿を、秋期には立派な角を持った雄鹿たちを保護収容しています。

引用先：代表ごあいさつ

これだけの鹿の保護にはそれなりの従業員を雇用する必要もあり、問題のエサ代もバカになりませんね・・。

仮に、獣医師の通報どおり、虐待があった場合、その理由・原因の多くは、「資金不足」に起因しているのではないか？

そう考えるのは筆者ばかりではないと思いますがいかがでしょう。

ところで、虐待と通報したのは、「奈良の鹿愛護会」所属の丸子理恵獣医師ですが、獣医師は他に何人いるのでしょう？

　奈良市の奈良公園内では、生息する国の天然記念物「奈良のシカ」約1500頭に対し、専任獣医師がたった1人で治療にあたっている。シカの保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」の丸子理恵さん（53）。ペットや家畜の治療経験を生かし、シカの治療法を手探りで確立してきた。（平田瑛美2021年8月13日 9時30分）

引用先：朝日新聞デジタル

「奈良の鹿愛護会」所属の獣医師って、結局、通報した「丸子理恵獣医師」だけなんですね・・。

その獣医師の通報は重いかと・・・。