時事ニュース

中山真珠静岡県議を議員辞職させられる？免職に出来る出来ないも調査(無免許運転)！

 

2023年8月4日、一時停止違反で止められた、中山真珠静岡県議（28歳）が、実は、無免許運転であったことが発覚しました。

 

ヤフーニュースによると、免許の失効を8月1日には気づいていたのに「無免許運転」であった、ということで、ネット上では、「議員辞職せよ」との声が挙がっているということです。

 

でも議員辞職って応じな議員さんがけっこう多いですね。

  • 中山真珠県議を議員辞職させることは可能？
  • 中山真珠県議を免職に出来る？出来ない？法律は？

 

気になった点について調査してみました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

無免許運転発覚の中山真珠静岡県議を会派除名処分でどうなる？議員辞職が気になる！

 

2023年8月4日、警察官が一時停止違反として声をかけたことで、中山真珠静岡県議（28歳）が無免許運転であったことが発覚。

 

中山県議の運転免許証は、2023年5月に失効しており、8月1日には失効していることに気づいたものの、8月4日に運転し、失効がわかっていながらの「無免許運転」であったことがわかりました。

 

この事態を受け、中山県議が所属する県議会の会派「ふじのくに県民クラブ」は7日、中山議員を除名処分とすることを発表しました。

 

また、中山県議は8月5日、所属する国民民主党に離党届を提出していますが、国民民主党県連は今後の会見で、対応状況などを説明する見通しだそうです。

 

ニュースの元ネタは以下となります。

2023年4月に行われた静岡県議会議員選挙で戦後最年少当選した中山真珠 議員（28）が8月4日に無免許の状態で静岡市内を車で運転していた問題で、所属する県議会の会派「ふじのくに県民クラブ」は7日、中山議員を除名処分とすることを発表しました。

引用先：テレビ静岡NEWS

 

ニュースを知った世間の声はーー。

失効に気が付いていなければ、実質的に「無免許運転」にはならず、ここまでの騒ぎにはなってなかったんですがね。
無免許は無免許なので、一応は刑事罰の対象にはなりますが、罰金（一時不停止の反則金程度の罰金）で済んで、失効手続きによる再取得もできたものを。

失効に気が付いていての運転は純粋にに無免許運転となりますから、刑事処分（罰金も10万円くらいかな）と、行政処分で2年間は免許の再取得が制限されますな。

 

2023年5月に失効していたことを、8月1日に気づいた。良くは有りませんが、確かにあることかと・・。しかし、その後に運転とは、自身の立場をわきまえていないと批判されても反論の余地はありませんね。

 

政党の連中は、除名したらケジメをつけたって思ってる連中ばかりだけど、除名なんてより議員辞職をさせないと。そういう意味では国民民主党も、自民や立憲や維新などの説明責任を果たさず、除名や離党してハイ終わりの党のグループだったということ。
辞職までさせず、除名してハイ終わりというのは、議員不祥事あるあるだね。

 

上記の議員辞職を求めるコメントは緩やかな方で、多くの方が中山真珠県議に「議員辞職」を求めています・・。

不祥事があっても「議員辞職しない」議員って多いですよね。

 

今回気になったのは、中山真珠県議に議員辞職の意思はあるのかないのか？

また、特にとんでもない議員さんだった場合なんですが、辞職させる方法や免職に出来る方法ってあるのかないのか？

 

気になったので調査を入れてみました。

【中山真珠静岡県議】無免許運転発覚で議員辞職は？させられるのか出来ないか気になる！

 

中山真珠静岡県議は、無免許運転が発覚して以降、ふじのくに県民クラブ（県議会所属会派）から除名処分となり、国民民主党には離党届を提出済みといいます。

 

「離党届を提出」とは、自らの意思で党から離れて・・ということですが、今後とも、所属政党の国民民主党としては、除籍、などの処分の可能性もありそうです。

「あなたの意思での離党ではなく、党が除籍した！」という党の意思表明ですが・・

 

要するに、周囲の「議員辞職せよ」という声が多いという情勢です。

 

しかし、今回の件を受け中山県議はーー。

 

「模範となるべき立場でこのようなことになり反省しています」

 

と述べていますが、反省して、議員活動に邁進するという感じでしょうか・・。

どう見ても、今のところ、自らの意思による「議員辞職」は無さそうですが・・。

 

別に「中山真珠議員」を責めたいのではありませんが、辞職しないなら、免職にする、という方法ってないんでしょうか？

【中山真珠静岡県議】無免許運転発覚で免職には？出来るか出来ないか気になる！

 

中山真珠静岡県議は、無免許運転発覚後、以下の処分を受けたり、対応したりしています。

  • ふじのくに県民クラブ（県議会所属会派）が除名処分発表。
  • 国民民主党に離党届を提出済（対応待機中）。

 

しかし、「議員辞職せよ」という声がある中、現状、その意思の表明は全くないようです。

 

調査したところ、所属会派や所属政党から、最も重い「除名処分」とされても、議員辞職しなければならないという法律は無いということがわかりました。

しかし政党による除名は、党員に相応しくないとしてその資格を失わせるに過ぎず、「党員」の立場と「議員」の立場は厳格に別であるということから、議員を辞めさせる強制力はありません。

引用先：スマート選挙ブログ

 

「党員」の立場と「議員」の立場は厳格に別であって、「議員辞職」は全く別問題なんだそうです。

 

免職無効の「除名処分」以外の方法で、「免職」にすることは出来ないのでしょうか？

 

結論から言えばーー。

議会による除名処分は？
▼▼
「辞職勧告」には法的拘束力がない。

解職請求（リコール）は？
▼▼
有権者が一定数の署名を集め必要あり選挙から１年間は出来ない。

参考：政党の除名処分とは？

 

という状況で、実質的には、「免職」にする手立ても無いと言えそうです。

 

2005年、強制わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕された、当時、自民党の衆議院議員の中西一善氏の場合、さすがに、「議員辞職願提出かつ除名」となっていますが・・・。

 

無免許運転の女性議員と言えばーー。

 

無免許運転で人身事故を起こしておきながら、とことん議員辞職に応じなかった木下富美子都議（当時都民ファーストの会所属）。

世間の強烈な風当たりの中、結局は議員辞職に至りましたが・・。

 

木下富美子都議（当時）の場合、中山真珠静岡県議の上をいっていたかと・・。

 

中山真珠県議の場合、いかなる風当たりにもめげず、あと４年近くは、県議としての報酬をゲットできるということかと思いますが・・。

 

以下の、かなり冷静な、ニュース記事へのコメントが印象的です。

忘れ物もついウッカリも人間誰でもあります。免許失効は特段責めることではないです。

けれど今回の件は、
それに気付いていながら運転したこと。
一層慎重に運転すべきなのに一時停止違反をしたこと。
身内の一大事的な背景ではないこと。

政治家でありながら、安易な『ま、いっか』的な判断をしていまう人は適正ゼロです！
離党してみそぎみたいな安易な判断も透けて見えます。

こんな判断力しかない人は今もこの先も政治家の端っこにでもいるべきではないと思う。

引用先：テレビ静岡NEWS

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