2023年7月19日、マイナンバーカードの運用ミスが度重なる中、個人情報保護委員会が、デジタル庁への立ち入り検査を開始しました。
ヤフーニュースによると、「マイナポータル」で、また自治体での、マイナンバーと口座紐付けの誤登録の実態解明・背景の調査がメインであるといいます。
それにしても誤登録ってシステムの問題では?
- 口座紐付けの際の誤登録の理由はなぜで原因は?
- 誤登録のあった自治体はどこで件数は?
気になる点について、調査してみました。
注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
目次
個人情報保護委員会がデジタル庁へ立ち入り検査を開始?マイナンバー誤登録の実態が気になる!
茶番
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マイナ問題で、個人情報保護委員会(個情委)が、デジタル庁に立ち入り検査を実施するが、実は、個情委のトップは河野太郎。茶番にもほどがある😔https://t.co/yhwQvtxjWN pic.twitter.com/GWN7FIRWQB— Laughing Man (@jhmdrei) July 13, 2023
2023年7月19日、個人情報保護委員会が、マイナンバー法に基づき、デジタル庁への立ち入り検査を始めました。
検査の対象となる事案とはーー。
<マイナポータルでの操作上の問題>
マイナンバーカード所有者専用サイトの「マイナポータル」でマイナンバーに公金受取口座をひも付ける際、別人の口座がひも付けられたミスを問題視。
「正確な操作手順を徹底したのか、どのようなリスク管理体制を取っていたのかを調べていく」としています。
<マイナンバーと公金受取口座の誤登録の問題>
自治体の窓口で作業する際に、「マイナカード所有者」や「自治体の支援員」が窓口の共用端末でシステムの認証を解除する「ログアウト」手順を忘れたことなどが誤登録の原因となっている。
関係自治体の対応についても今後調査する方針を示した。
デジ庁以外にも総務省や自治体などマイナンバーと個人情報の誤登録に関わった関係団体への立ち入りについて「国の省庁であろうと地方自治体であろうと可能性は排除しない」としています。
ニュースのネタ元は以下となります。
マイナンバーと公的給付金の受取口座の誤登録による個人情報の漏洩(ろうえい)が相次いだ問題で、個人情報保護委員会は19日、マイナンバー法に基づきデジタル庁への立ち入り検査を始めた。
引用先:産経新聞
ニュースへの世間の反応はーー。
立ち入り調査って、委員会には調べられる人材がいないでしょう。
どうせ形だけ。そして委員は結構な給料を国から貰っているのでは?
調査して、解決策や指針を出せるの?
無理無理。茶番劇。
大手の銀行システムですら何十回もダウン。まともに上手く行っているのは、中国ペイペイと韓国ラインだけ。
本当に日本は駄目になった。
無駄使いを止めて、身の丈に合った小さな政府にし、不用な政治家を駆逐すべき。(個人的には岸田より河野に期待しますが)
100年後を見据え、基礎教育から構築し直そう。
手厳しいご指摘ですが、来し方を見れば、おっしゃるとおりかも、です。
立ち入りまでだいぶ時間が経ったね。
デジタル庁とのプロレスなんだな。
国民の財産に関与する重大事なので、なんとかしてもらわないと本当に困りますね。
今回、気になったのは、マイナンバーカードの所有者にせよ、自治体の担当者にせよ、また、窓口の端末操作にせよ、誤登録(誤った紐づけ)の根本的な理由と原因が何だったのかという点です。
調査の上、出来るだけ簡単に、マイナンバーの誤登録の原因に迫ってみたいと思います。
【マイナンバーカード】口座紐付けの操作で誤登録?その理由はなぜで原因は何かが気になる!
あまりにも衝撃的な、朝日新聞一面トップのスクープ記事。
デジタル庁に立ち入り検査て、もう終わりでしょこれ… pic.twitter.com/ylJ3lgpCVa
— 菅野完 (@noiehoie) July 7, 2023
マイナンバーカードでの、口座紐付けの操作で誤登録というミスが多発している件ですが、実際にはどんな状況なんでしょう。
マイナポイントの付与に関するミス、のみならず、マイナンバーと口座紐付けの操作ミスが多々指摘されてきた中、口座紐付けの操作ミス(誤登録)で実害は1件発生し、この段階で初めて大騒ぎとなりました。
マイナンバーの誤登録が相次いでいる問題で、別人の公金受取口座に誤った入金が埼玉県所沢市で2023年6月に発生していたことが2023年7月19日までに明らかになった。デジタル庁によると、誤登録により公金受取口座での入金ミスを確認したのは初めて。
引用先:日経クロステック
誤登録による入金ミスの経緯は以下の通りです。
2015年12月、市職員が、「後期高齢者医療制度の対象の80代女性」の「公金受取口座」を、他県に住む同姓同名で生年月日も同じ別の女性が指定していた「公金受取口座」に誤登録していた。
▼▼
80代女性への2023年6月分の「高額介護合算療養費:5万7516円」が、自動的に、他県の別の女性の口座に入金される。
▼▼
不審な入金に気付いた「他県の別の女性」が市役所に連絡。
▼▼
この段階で初めて、「公金受取口座」の誤登録に気付く。
「公金受取口座」の誤登録の理由はーー▼
地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のシステムを使って女性のマイナンバーを確認した際、姓名と生年月日の他に住所なども含めた照合確認が不十分だったため。
不十分な照合確認を回避するルール順守以前に、本件操作の際、システムがこれを回避する手立てはなかったのでしょうか?
また、実害が指摘される前から問題視されていた、【マイナンバーカードの公金受取口座誤登録】における問題発生の原因はというとーー。
今回の問題は手続きを支援する各自治体において、窓口の端末操作を誤ったことが原因とされています。具体的には、先に登録作業を行っていた利用者のマイナポータルからログアウトすることなく、次の利用者の手続きを行ってしまったため、前に手続きをしていた利用者のアカウントに後で手続きした利用者の口座が紐づけされていました。
引用先:LIMO
窓口の端末操作の誤りとはーー。
先に登録作業を行っていた利用者のマイナポータルからログアウトすることなく、次の利用者の手続きを行ってしまったため
個人でマイナポータルを利用する際も、「ログイン・ログアウト」の問題に苦慮した経験があるんですが、市の職員ですらミスをするこのシステム・・・。
詳細は不明ですが、仮に市の職員も1ユーザーと同じ環境で登録操作していたのであれば、システムの構造としていかがなものでしょう?
デジタル庁のサイト Next.js パワーで異次元の高速化対策されててポイント高いhttps://t.co/I9Dda5JQzE pic.twitter.com/kWiJJ7n9bD
— Daichi Ninomiya (@d151005) June 2, 2023
デジタル庁のサイトの秀逸さが語られていますが、現場のシステムの実用性に問題があったからこそ、今回のような事態を招いたのでは?
そもそも、マイナンバーカード運用上のシステムを開発・納入した会社・業者はどこなんでしょう?
「地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のシステム」が使われているようですが、このシステムの開発・納入業者は?
マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいますが、制度設計段階からかかわり、マイナンバー事業を受注してきた企業が2014年から21年までの8年間で、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に計5億8000万円もの献金をしていたことが本紙の調べで分かりました。
引用先:マイナンバー
【マイナンバーカード】口座紐付けの誤登録があった自治体はどこ?
役所の支援窓口でこの数だとしたら全国7万の支援端末ではどんな実態なのだろう。銀行口座・保険証情報暴露多数?
【速報】マイナポイント“他人に付与”113件確認 マイナンバーを別人の「キャッシュレス決済」に誤登録したことが原因 総務省発表 | TBS NEWS DIG (1ページ) https://t.co/gOJC4hnPOe
— けいちゃん (@mizukawamthbig1) May 27, 2023
マイナンバーカードの口座紐付けに誤登録があった自治体がどこで、件数は何件なのか?
その実態は---。
デジタル庁が、2023年6月13日に最新情報を更新した、【6月12日17時現在】の誤登録は、16の自治体で、22件、確認されています。
<公金受取口座の誤登録があった自治体>
・岩手県盛岡市(1件)
・福島県福島市(4件)
・福島県いわき市(1件)
・埼玉県ふじみ野市(1件)
・東京都豊島区(2件)
・神奈川県海老名市(1件)
・岐阜県北方町(1件)
・愛知県瀬戸市(1件)
・大阪府富田林市(1件)
・広島県大竹市(1件)
・香川県高松市(2件)
・福岡県北九州市(1件)
・福岡県中間市(1件)
・佐賀県嬉野市(1件)
・大分県大分市(2件)
・大分県中津市(1件)引用先: LIMO
以上は、「マイナンバーカードの口座紐付けに誤登録」があった自治体の「2023年6月12日17時現在」の状況ですがーー。
今度は、2023年7月20日現在の【マイナポイントの誤付与】の件数についてーー。
- 131の自治体で、172件、確認された
としています。
松本剛明総務相は20日の閣議後会見で、マイナンバーカード普及のための「マイナポイント」を誤って別人に付与したトラブルが、131自治体で172件確認されたとの最終結果を発表した。総務省が全国の自治体を対象に調査していた。
引用先:朝日新聞デジタル
業務を執り行う組織の違いがあったにせよ、「口座紐付け誤登録」も「マイナポイント誤付与」も、本質的に同じ、重大なミスではないでしょうか。
マイナンバーの誤登録が相次いでいる問題で、別人の公金受取口座に誤った入金が埼玉県所沢市で2023年6月に発生していたことが2023年7月19日までに明らかになった。デジタル庁によると、誤登録により公金受取口座での入金ミスを確認したのは初めて。
引用先:日経クロステック
上記は、マイナンバーの「口座紐付け誤登録」による実害が確認された件を再掲していますが、実害、すなわち「誤った入金」があったのは「2023年6月」のこと。
それが、「2023年7月19日までに明らかに」としています。
明らかにされていない、していない、誤登録があっても判明していない、そういった事案がいったい何件あるのか?
自治体の数と件数の実態については、未だ判明していない、というのが実情のようですが・・。
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