【宮城県燃料費支援金】委託費(人件費)500万円の理由はなぜ？内容と内訳が気になる！

6月29日の宮城県県議会6月定例会で、燃料費高騰の影響を受けるクリーニング店や銭湯に支援金を給付する宮城県の事業で、総額１５００万円の支給を、５００万円で外注に委託する案に、県議の一人から、疑問の声が上がりました。

県内クリーニング店と公衆浴場294カ所への支給事業を請け負うのは「宮城県生活衛生営業指導センター」とされていると、ヤフーニュースで知りました。

判ってる支払作業に500万円？

委託費(人件費)500万円の理由はなぜ？
委託費の内容と内訳は？
宮城県生活衛生営業指導センターって何？

気になった点について調査してみました。

注目記事のご案内もしているので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

1 （宮城県燃料費高騰支援金事業）委託費が500万円？生活衛生営業指導センターへの人件費が気になる！
2 （宮城県燃料費高騰支援金事業）委託費(人件費)500万円の理由はなぜ？内容と内訳が気になる！
3 宮城県生活衛生営業指導センターって何？国の丸投げ構造を連想してしまう！
4 よく読まれている記事のご紹介！

（宮城県燃料費高騰支援金事業）委託費が500万円？生活衛生営業指導センターへの人件費が気になる！

1500万円配るのに経費500万円？　宮城県予算案に県議会から疑問の声（河北新報） https://t.co/0yaSnwAYaE

— BULLET (@nbe222) June 30, 2023

6月29日の宮城県県議会6月定例会で、燃料費高騰の影響を受けるクリーニング店や銭湯に支援金を給付する宮城県の事業で、総額１５００万円を配るための委託費が５００万円に上るのは無駄だと、県議の一人から、疑問の声が上がりました。

県議会予算特別委員会の環境福祉分科会での事。

議員の１人は「わざわざ外部に委託しなければできないことなのか」と指摘しています。

クリーニング店や銭湯への支援金給付事業の予算案によるとーー。

予算額２０００万円の内訳は▼

給付先①：県内クリーニング店２８８カ所に一律５万円給付
給付先②：一般公衆浴場６カ所に一律１０万円給付
事業委託費：県生活衛生営業指導センターに５００万円

議員の指摘に対して県食と暮らしの安全推進課いわくーー。

昨年度も同種の補助事業でセンターに業務を委託。人件費などに約５００万円かかったため、今回の事業でも同額を予算化した

外部委託が常態化する県事業の在り方に苦言を呈した形です。。

ニュースソースは以下です。

　燃料費高騰の影響を受けるクリーニング店や銭湯に支援金を給付する宮城県の事業で、総額１５００万円を配るための委託費が５００万円に上るのは無駄だと、２９日の県議会６月定例会で疑問の声が上がった。

引用先：河北新報

ニュースへの世間の反応はーー。

単純計算で500万円÷300件≒17,000円/件。
どんなことを委託するのか内訳は分からないけど、普通に考えて、振込1件につき17,000円って高すぎると思う。

支給対象がはっきりしていて、その支給に外注を頼む程大変なのかどうか？謎です・・。

予算を使い切る為支給総額ー支給先×支給額という引き算で委託費を出したという感じだよね
500万の予算を払うのが無駄ともいわないが少なくとも担当者にどのようにして委託費が決めれたのか説明を求めるべきだろうし内容があまりにも不合理であれば減額しその分支給額に回すべきだろうね

一般企業なら、許されないあり方ですね。

県としては人様のお金はどう使おうが深く考えてはいない。
血税と言う事は全く考慮していない。

お役所には、支給を受ける側の立場に立った発想をお願いしたいと、常々思います。

今回、気になるのは、率直に言って、294カ所への支給事業を「宮城県生活衛生営業指導センター」に、500万円を支払って委託するその内訳や名目です。

どうなっているんでしょう？

（宮城県燃料費高騰支援金事業）委託費(人件費)500万円の理由はなぜ？内容と内訳が気になる！

【宮城県の中抜き案件】
▼予算総額2000万円のうち500万円が委託先に支払予定
▼議員：「わざわざ外部に委託しなければできないことなのか」
▼県：「昨年度も実施した作業だから」#竹平蔵

1500万円配る経費になぜ500万円？　宮城県予算案に県議会から疑問の声 | 河北新報
https://t.co/ZApO1wEeyu

— 佐々木まさひろ (@sasaki_bg) June 30, 2023

宮城県燃料費高騰支援金事業については、クリーニング店２８８カ所と、一般公衆浴場６カ所の「計294カ所」支援金を支給する、というのがミッションです。

まずは、このミッションを宮城県が外注（宮城県生活衛生営業指導センター）に投げる、ということが、どうも理解に苦しみます。

　担当者は「事業者は大変困っている。できるだけ速やかに支給するためにお願いしたい」と理解を求めた。取材に対し「昨年度も実施した作業になるので、センターと交渉して委託費の低減に努める」と話した。

引用先：河北新報

困っている事業者の為にも、一刻も早く、外注にまわす方針を採決してほしい・・・という言い分ですがーー。

支給先が明確な288カ所への支払いを「外注にまわす」前提で予算案に載せていること自体、理解に苦しみますがいかがでしょう。

それほどに「困っている事業者の為に」採決を急いでいるのなら、問題の外注費の内訳をまず明確にすべきではないでしょうか。

委託費(人件費)500万円の支払い理由はなぜ？
500万円の根拠となる内容と内訳は？
見積書ってないの？

少なくとも、一般企業では通用しない話です。

しかも、支給先が明確な288カ所への支払い事業の外注費が「500万円」とは、理解に苦しみます。

結局、県側担当者はーー。

「昨年度も実施した作業になるので、センターと交渉して委託費の低減に努める」

としていて、外注を断念する気持ちは無いようですが・・。

宮城県生活衛生営業指導センターって何？国の丸投げ構造を連想してしまう！

1500万円配る経費になぜ500万円？　宮城県予算案に県議会から疑問の声 | 河北新報オンライン

～　担当者は「事業者は大変困っている。できるだけ速やかに支給するためにお願いしたい」と理解を求めた。～
https://t.co/UOUCf93dFh

— 笛吹童子 (@fuefukidohji) June 29, 2023

支給先が明確な288カ所への支払い事業を「500万円」で請け負うとされる「宮城県生活衛生営業指導センター」とはどんなところなんでしょう？

生活衛生営業指導センターは、各都道府県に存在し、これを束ねる全国組織があるようです。