創価学会青年部教学試験3級が教学部初級試験と合同で、2017年【9月24日(日)】に、全国で実施されます。そして、この合同で実施される教学試験の「受験申込」は【6月1日(木)から7月22日(土)まで】となっています。
この記事では、青年教学3級試験2017の「実施内容」と「過去問題」について述べていますが、「出題範囲」の項目では、今回の教材の確認と共に、関連する書籍のご案内をしています。
過去問題についての項目は、以下からすぐにご覧いただけます。
⇒ 青年教学3級試験と初級試験の問題集及び過去問題について
今回の合同試験の実施で特筆すべきは、現行の任用試験と同じく「マーク方式」での実施という点。青年3級及び初級試験では、初の試みとなります。
また、仏法入門との位置づけで実施される「任用試験」と違う点は、「会友」と「未来部員」の受験は無い(行わない)という点です。
既に申し込み期間に入っていますが、時あたかも「法戦」の最中。受験資格を有する会員諸氏の掌握と、ご紹介・おすすめだけは、漏れなく実施して参りたいと思います。
まずは、青年教学3級試験2017の実施内容を以下で確認し、間違いのないよう配慮致しましょう。その後、関連する過去問と問題集の情報に触れています。
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目次
青年教学3級試験および教学部初級試験の合同実施の大綱
青年教学3級試験2017と同教学部初級試験の実施日時、受験資格、受験申込、試験問題の出題範囲について記します。
青年3級試験と初級試験の実施される日時について
- 2017年(平成29年)9月24日(日曜日)に実施。
- 昼の部は⇒午後1時30分~午後2時30分
- 夜の部は⇒午後7時30分~同8時30分
- 昼の部・夜の部共に、60分間のマーク方式で行う。
※ 受験は「昼の部」の受験を原則とします。仕事等の理由があり、昼の受験が困難な場合に限って、特例として夜の部の受験ができます。
青年3級試験と初級試験の受験資格について
受験申し込みの締め切り時点で、会員であると共に、教学資格が「教学部助師」の人(講師の人も含みます)。つまり、「会友」の受験は無いということ。さらに、「未来部員の受験」についても行いません。
毎月の座談会や御書学習会などの日常の会合に参加している人(活動家)であること。その上で、かつ、「本人が受験を希望する」こと。
受験資格については、支部長の承認と受験カードへの押印が必要。★特に、高齢者、妊産婦、病弱な人についての受験については、無理の無いよう十分に配慮する。
未来部員が受験対象でもある「任用試験」の場合、極めて「要点のみ」のイラスト入りの「任用試験教材」が「未来ジャーナル」に掲載されます。実に、任用試験ではこれが重宝したのですが、今回の合同試験では「マーク方式」になるとは言え、「それは無い」ということのようです。
青年3級試験と初級試験の受験申し込み
6月1日(木曜日)から7月22日(土曜日)まで。それが、受験申込の期間です。
受験対象者の割り出しと確認、そして激励等々、時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。まずは、申込期間を念頭に、迅速な対応が求められます。
なお、前掲の受験申込期間については、地域によって申し込み期間が異なることがあります。地元の組織への確認も迅速に行う必要があります。
受験の申し込みは、本人自筆の「受験カード」を、所属組織の支部長に提出して行います。この「受験カード」用紙の確保も遺漏なく行いましょう。
青年3級試験と初級試験の問題の出題範囲について
青年3級試験と初級試験の問題の出題範囲については、2017年(H29年)6月号の大白蓮華が「教学試験特集号」となっており、全ての出題範囲が51ページから巻末まで網羅されています。
創価学会の機関誌「大白蓮華」は、本年2017年の4月号から「電子書籍」としても発売されています。教学試験特集号の6月号の電子書籍を活用すれば、場所を選ばず、スマホにて研鑽することもできます。
大白蓮華 2017年 6月号【電子書籍】[ 大白蓮華編集部 ]
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出題範囲は、御書2編と「教学入門」からとなっています。
【1】御書
①「立正安国論」の第9・10段(御書31ページ1行目から33ページ4行目まで)
②「佐渡御書」(本年2月度の「御書講義拝読範囲」:957ページ7行目から12行目)
【2】教学入門
『教学入門』第2部および「世界広布と創価学会」から(日顕宗破折の内容を含む)
『教学入門』とは、書籍『教学入門 世界宗教の仏法を学ぶ(創価学会教学部編)』のことを指します。電子書籍の出版はまだ無く、紙書籍のみです。
『教学入門』の内容は3部構成で、①任用試験に出題される内容、②初級試験・青年教学3級試験に出題される内容、③「世界広布と創価学会」となっています。学会教学の基本が網羅されており、教学試験に限らず、取り寄せしたい内容です。
教学入門 世界宗教の仏法を学ぶ [ 創価学会 ]
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青年教学3級試験と初級試験の問題集及び過去問題について
青年3級及び初級試験の練習問題(問題集)や過去問題については、今後、漸次、充実していきたいと思います。なお、前回の「青年3級及び初級試験」は2014年に実施されており、試験実施直後に「昼の部の問題と回答例」が発表されました。
前回、2014年の青年教学3級(初級)試験の問題と解答例は以下からご覧いただけます。
⇒ 青年教学3級(初級)試験の過去問題と解答例【前回 2014年】
その他、過去問題の掲載サイトは以下のとおりです。
2009年実施の青年3級(初級)試験(過去問題)を紹介しています。
⇒ JunkDarkの勉強部屋 – 日蓮大聖人の仏法を御書に学ぶ
2014年実施の青年3級(初級)試験の模擬問題を紹介しています。
⇒ 教学試験 初級・青年3級試験のために
青年教学3級試験と初級試験の実施履歴について
かつて、青年教学3級試験と教学部初級試験は、別々の年に実施されていました。それぞれが「別の年に実施されていた最後の試験」の実施年月は以下のとおりです。
- 平成11年(1999年) 7月:青年教学3級試験実施
- 平成12年(2000年)11月:教学部初級試験実施
これが、4年後の実施から、合同で「同じ問題」で実施されるようになりました。青年教学3級試験と教学部初級試験の合同実施の履歴は以下のとおりです。
- 平成16年(2004年)10月
- 平成21年(2009年)11月
- 平成26年(2014年) 9月
- 平成29年(2017年)9月24日実施(今回)
以上です。