時事ニュース

宮本一希のタリウムの入手先はどこ?購入先ルートや販売元を調査!

去年(2022年)10月12日、毒性の強い「タリウム」を使っての殺人事件があったことが発覚しました。

京都市左京区修学院中林町の不動産賃貸業・宮本一希氏(37歳)が、女子大学生の濱野日菜子さん(当時21歳)に、何らかの方法でタリウムを摂取させ、死亡させた事件です。

ヤフーニュースによると、タリウムによる殺害容疑が強まり、宮本一希氏は、3月3日に逮捕されています。

あまり聞かないタリウムという毒物。簡単に入手出来るものなんでしょうか?

宮本一希氏が「タリウムを入手した」その方法や、購入ルートや販売元などについて調査してみました。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

宮本一希がタリウムを摂取させ女子大学生を殺害?入手先が気になる!

2022年10月12日、京都市左京区の自営業・宮本一希氏(37)が、京都市北区の大学生・濱野日菜子さん(当時21)の自宅で、何らかの方法で濱野さんにタリウムを摂取させ、死亡させた疑いが強まったとして、3月3日に逮捕されました。

その後、事件解明の焦点として、犯行に使われたとされる毒物「タリウム」の入手経路の解明が浮上しています。

そのニュースソースは以下です。

 タリウム化合物のうち硫酸タリウムなどは法律で劇物に指定された薬品で、摂取すると強い神経症状を引き起こす。厚生労働省は毒劇物が悪用される事件が発生するたびに、管理徹底を呼びかける通知を都道府県などに出してきたが、過去には小売り現場で販売規制が行き届かない実態も浮かんでいた

引用先:共同通信

これまでのニュースの詳細は以下の関連記事から御覧下さい。

【関連記事】

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そもそも「タリウム」って何なのか?簡単に言えばーー

あまり聞かないタリウムという毒物ですが、種類も多く、光学ガラスの原料などに使われる「劇物」で「致死量は1グラム」だそうです。
一応薬局にもあるそうですが、18歳未満への販売は禁止されていて、近年、購入者も少ないことから都会の薬局には置かなくなり、あるのは地方の薬局だそうです。

で、現状のタリウムの入手先については大要、以下のように言われています。

  • タリウムを含む殺鼠剤を薬局で購入できた時代もあった。
  • 現在、別の成分に置き換わるなどし商品は姿を消した。

というわけで、宮本一希氏が、いったいどこで「タリウム」を入手したのかが、捜査の焦点になっているわけですね。

宮本一希のタリウム入手先はどこ?購入先ルートや販売元を調査!

かつて、タリウムを含む殺鼠剤を薬局で購入できた時代もあったが、現在では商品としてが姿を消しているといいます。

しかし、過去には、なんと!女子学生が犯人となった「タリウム事件」が起きています。

2015年、名古屋大の女子学生が同級生らに硫酸タリウムを飲ませたとして逮捕される事件が発生。女子学生は捜査段階で「母親の実家がある東北地方の薬局で買った」などと供述。

引用先:共同通信

 

2015年というと、今から8年前のことで、当時は購入が可能だったんですね。でも今では、「タリウムを含む薬剤自体」が販売されていないので、まともに入手することは困難のはずです・・。

なので、宮本一希氏の「タリウム」の入手方法についてはー

購入ルート:無いはず。

販売元:無いはず。

なので、宮本一希氏が以前から所有していたのではないかと考えるのが妥当かと。

「タリウムを含む殺鼠剤を薬局で購入できた」とあります。

思えば、宮本一希氏の職業は「不動産賃貸業」。当然、物件の室内外の害虫やネズミの駆除を目的とする「薬剤」などがあったはずです。

その中に、昔購入した「タリウム」を含む薬剤などがあったのではないでしょうか。

仮にそうだった場合、「不動産賃貸業」ならではの、犯行の手口であったと言えるかも知れませんね。

過去の犯罪で使用された「毒物」と薬剤

犯罪で毒殺などに使用された薬剤などを、過去の有名な事件からピックアップしてみました。1946(昭和21)から1998(平成10)までのものです。ざっと使用された毒物を列挙すると。

  • 青酸カリ
  • 毒物パラミン
  • タリウム
  • インシュリン
  • 毒ガスサリン
  • 硝酸ストリキニーネ
  • ヒ素

圧倒的に「青酸カリ」が多く、その他の使用はわずか。「毒ガスサリン」は特別かと。

「タリウム」使用歴も少ないですね。

※ 薬剤・毒物名が判らないものは割愛しています。

【毒物による犯罪事件一覧】

  1. 1946(昭和21)毒殺魔事件:青酸カリ
  2. 1948(昭和23)帝銀事件:青酸カリ
  3. 1949(昭和24)新潟妻毒殺保険金殺人:ヒ素及び別の毒物
  4. 1950(昭和25)東大助教授毒殺事件:青酸ソーダ
  5. 1955(昭和30)特別手配1号(養父母殺害事件):青酸カリ
  6. 1956(昭和31)家族皆殺し計画(母子心中偽装事件):青酸カリ
  7. 1958(昭和33)女子高生毒殺事件:青酸カリ
  8. 1958(昭和33)郵送毒殺事件:硝酸ストリキニーネ
  9. 1962(昭和37)毒入りジュース怪死事件:農薬
  10. 1963(昭和38)波崎事件:青酸カリ
  11. 1964(昭和39)福岡ボーナス殺人事件:青酸カリ
  12. 1967(昭和43)千葉大生毒殺事件:青酸カリ
  13. 1977(昭和52):青酸コーラ毒殺事件
  14. 1982(昭和57)女子高生農薬怪死事件
  15. 1987(昭和62)設備会社社長毒殺事件:毒物パラミン
  16. 1991(平成3)トリカブト殺人事件
  17. 1992(平成4)東大技官毒殺事件:タリウム
  18. 1993(平成5)新興宗教住職殺人事件:インシュリン
  19. 1994(平成6)松本サリン事件:毒ガスサリン
  20. 1995(平成7)埼玉愛犬家連続殺人事件:硝酸ストリキニーネ
  21. 1998(平成10)和歌山毒物カレー事件:青酸?・ヒ素

以上の引用先:毒物事件犯罪史

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