7月度座談会御書 乙御前御消息:いよいよ強盛の御志あるべし

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2017年(平成29)7月度の座談会御書は、乙御前御消息(おとごぜんごしょうそく)です。拝読範囲は、「いよいよ強盛の御志あるべし」からはじまる御文となっています。

平成25年12月の座談会御書も乙御前御消息の同じ御文を拝しています。当時の大白蓮華の解説では、この御書の別名である「身軽法重抄(しんきょうほうじゅうしょう)」という文言が紹介されていましたが、今回、2017年7月度の解説では、この別名について触れられてはいません。「いよいよ強盛の御志」とのテーマをより強調しています。

首都東京の大法戦を大いなる信心で大勝利。それでもなお、常に前へ!『いよいよ強盛の御志』でとの仰せは、日蓮大聖人の仏法の基本姿勢であり、そのように信心を貫いていくことこそが幸福と成仏の直道であることを銘記して参りましょう。

拝読範囲本文:乙御前御消息(おとごぜんごしょうそく)の7月度座談会御書

『いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にては・をはすれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり(御書全集1,221ページ4行目~6行目)』

拝読範囲通解:乙御前御消息(おとごぜんごしょうそく)の7月度座談会御書

『いよいよ強盛な信心を起こしていきなさい・氷は水からできるが、水よりも冷たい。青い色は、藍という草から生まれるが、重ねて染めれば、藍よりも色が鮮やかになる。同じ法華経ではあっても、信心を重ねれていくならば、他人よりも生命の輝きが増し、利益もあらわれてくるのである。(2013年12月度大百蓮華52ページから引用)』

強盛な信心の乙御前の母(本抄を与えられた人)への仰せ

日蓮大聖人が佐渡に流罪となる中、多くの門下が退転をしました。しかし、乙御前の母は、動ずることなく佐渡の地まで大聖人を訪ねています。大聖人が身延へ入られた後も、そこへ足を運んでおり、大聖人から『日妙聖人』の称号を賜っているほどの求道心のある人。それが、乙御前の母であったのです。

しかし、日蓮大聖人は、このような信心のある門下に対しても、「今一重強情な信心を」と。励まされています。「戦う心」で、今日も前進!いつも前進!その奮い立つ信心にこそ、無量の福徳が具わるのです。

乙御前御消息の拝読範囲に関する関連指導

今一重強情な信心、いよいよ強盛の御志あるべし、との大聖人の仰せに関する御文及び池田先生のご指導です。

同・乙御前御消息より

「軍には大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵臆病なり」(御書1219ページ)「心の固きに仮りて神の守り則ち強し」(御書1220ページ)

荀子 勧学篇第一より

「青はこれを藍より取れども藍よりも青く、氷は水これを為せども水よりも寒たし」 (『荷子 (上)』(岩波書店)9ページ)

随筆「我らの勝利の大道97」より

日蓮大聖人は、繰り返し門下に呼びかけられた。「いよいよ強盛に大信力をいだし給へ」(御書1192ページ)「いよいよ強盛の御志あるべし」 (同1221ページ)「いよいよ・はげ (励)まして法華経の功徳を得給うべし」(同1448ページ)我らの勇猛心には、限りはない!我らの行動にも、限界はない!そう命に定め、広布の大理想を描いて前へ進めば、我らの勝利は無限に開かれるのだ。(型教新闇2013年2月27日付)

上野殿御返事より

「あいよりもあをく・水よりもつめたき氷かな」 (御書1554ページ)

随筆「我らの勝利の大道 80」より

昭和四十五年 (一九七○年)の八月、学会への悪口罵詈が渦巻くなか、私は高等部の代表に語った。「幾多の試練を受けようとも、私は令法久住の人材であり学会の後継者である諸君がいれば、最高に誇り高い人生であるし、幸福者であると思っています」 (中略)私は、若き「従藍而青」の弟子たちに申し上げた。「この御文の原理の通り、君たちは、学会の後継者として、立派に私どもを乗り越え、大成長していっていただきたい。そして、不幸な人びとの最大の味方である創価学会の正法正義を広く世界に実証していってほしい」(型教新闇2012年8月22日付)

御書と青年 御書根本の常勝より

関西の友と一緒に拝した「乙御前御消息」の一節には、「いよいよ強盛の御志あるべし」「同じ法華経にては・をはすれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり」 (御書1221 ページ) とあります。「志をかさねる」ーー 。戦いは粘りです。執念です。思うようにいかない時もある。しかし、少々のことで、へこたれない。勝つまで何度でも、粘り強く、辛抱強く、忍耐強く戦い続ける。「関西魂」とは究極の「負けじ魂」です。この不撓不屈の信力・行力に、仏天も応えて動くのです。厳たる仏力・法力の加護があるのです。(『御書と青年』116ページ) (型教新闇2010年5月27日付)

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