5月度座談会御書 四条金吾殿御返事(法華経兵法事)

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平成29年(2017年)5月度の座談会拝読御書は、四条金吾殿御返事(法華経兵法事)です。

本抄は、弘安2年(1279年)、大聖人58歳の御時の御述作とされており、本抄の内容から、別名を「法華経兵法事(ほけきょうへいほうのこと)」ともいいます。鎌倉の門下の中心的存在であった四条金吾に送られたお手紙です。

主君の江間氏への折伏に端を発して、四条金吾には様々な迫害が相次ぎましたが、信心根本にこれを乗り越え、勝利の実証を示しつつありました。その金吾が、「敵に襲われたが、難を脱した」との報告を大聖人にされたことへの御返事が本抄です。(詳細は大百蓮華等をご参照下さい)。

四条金吾殿御返事(法華経兵法事)の拝読御文

「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候(御書全集1,192ページ15行目~1,193ページ2行目より引用)」

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四条金吾殿御返事(法華経兵法事)を拝読した所感

以下に、四条金吾殿御返事(1,192ページ15行目~1,193ページ2行目)を研鑽した所感を記します。

拝読の御文では、絶対勝利の信心の要諦、つまり、絶対に勝利できる信心で、「最も重要なこと」は何か、について述べられています。

「仏法と申すは勝負をさきとし(四条金吾殿御返事 1,165ページ)」とあるように、「仏法は勝負」です。人生もまた勝負を決する闘争の連続、というのが実相ではないでしょうか。

では、仏法を根本に、この人生を勝ち開いていくには、いかなる信心に立つことが重要なのでしょう。

御文では、「ふかく信心をとり給へ」と仰せになっています。

御本尊への強盛な祈りを根本とするならば、わが生命に仏界(仏の境涯)の生命が湧き上がります。仏界の生命とは、周囲のありとあらゆる働きを動員し、あらゆる衆生を味方に変えていける境涯です。このことを深く信じていきなさいとの仰せと拝します。

その上で、「深く信じる」とは、勇気ある信心の「実践」にほかなりません。故に、「あへて臆病にては叶うべからず候」と仰せになっています。

大百蓮華2017年5月号の御書の解説(49ページ)の後半では、「妙法には、一切の魔を打ち破る大功力がある。諸天善神を揺り動かし。十界のあらゆる衆生を味方に変えていくことができる。この最高の兵法も、臆病では役に立たない。どこまでも勇気だ。我らは勇気ある信心で、すべてを勝ち開いていくのだ」との池田先生のお言葉を紹介し、「信心根本に、異体同心の団結も固く、勝利の人生を開いていきましょう」と結んでいます。

外に対する勇気だけではなく、内なる同志との異体同心の団結にも、小さな自己を乗り越える勇気が必要です。

創価学会の庭における「祈りを根本とした勇気ある実践」が必ずや、自身の人生を勝ち開く原動力になっていくのだとの確信を持って参りたいと思います。

【参考ページ】

諸余怨敵皆悉摧滅の読み方と意味(四条金吾殿御返事)

何の兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし(四条金吾殿御返事)

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